スタートアップと向き合う1ヶ月を終えて
社会人になり、1ヶ月が過ぎた。あっという間で濃密な期間だった。
先週までの2週間は様々な場所に顔を出し、走り回り、たくさんの人と会う日々だった。かなり体力を使ってきたが、今週からは脳が爆発しそうなくらいたくさんの情報をインプットしている。
来月からも怒涛の日々が始まる予感がするような1週間だった。
人が命
今週からは実際にスタートアップと関わるようになった。
起業家のビジョン、事業戦略、それを踏まえた組織・採用課題を知る。そこに一緒に向き合いながら、人をつなぐ。
これまで聞いたこともない言葉が飛び交い、理解するのに精一杯。そんな時間を過ごしている。
改めて自分が何も知らないことを痛感し、スタートアップと向き合う上で身につけなければならないことばかりだ。日々最速で成長し、コツコツ力をつけていきたい。
この1週間、たくさんの企業の事情を知る中で、改めてビジネスは人が命ということを感じている。素晴らしいビジョンも、それを踏まえた事業戦略も、魅力的なプロダクトも、人がいないと実現しない。
その人が何を考えていて何をしようとしているのか。
そこにいる人は何を感じながらどういう役割を担っているのか。
人と人とが掛け合わさるとどういう変化が起きるのか。
それらを考えながら、人を繋ぐ仕事だ。
まだ、目の前の人がどういう人で何ができるのか。
その組織に何が欠けているのか。
どういう人がいるとよりよい変化が起きるのか。
まだまだわからないことばかりだけど、たくさんの人と出会い、向き合う中で自分の中の答えを導き出したい。
自分が信じれることがすべて
大学では、医療、ふくし、地域に触れてきた。
今は、スタートアップと向き合っている。これまでとまったく違う人、情報、その量と質に戸惑いながら、なんとか喰らいついていく。そんな感覚で日々を過ごしている。
前までは「社会を変える!」と意気込んでいたが、今はそのレベルにないことを痛感し、目の前のことに全力で取り組むことに精一杯。
1ヶ月経ち振り返ったときに、自分のやっていること、やろうとしていることは社会のためになるのか?と思うこともある。
スタートアップを知り、世の中で解決されていない課題をクリティカルに突き、そこに対して人生をかけて取り組む人たちを見て、間違いなく社会のためになっていると感じる。
だが、大学にいた頃の自分や当時関わっていた人から見た時に、それに対して違和感を感じ、異論を唱える人もいたと思う。
総じて今思うのは、結局は自分の信じられるものを取り組むことが大切だということ。
すべての物事には二面性があり、いい面もあれば、そうでもない面もある。
スタートアップが盛り上がった先に、その波に乗れず劣等感を感じる人もいると思う。地域格差はここ最近で広がっている。そういう側面もあるが、間違いなくスタートアップのおかげで助かっている人もいる。
ぼくが大学で触れてきた「ふくし」や「ローカル」での取り組みも、人の生活を支え、そこにいる人たちの暮らしを豊かにする。それで救われる人はたくさんいる。しかし、やはり経済成長率が下がっている社会で、持続可能なものになっていくかは怪しい。
これらも知識不足のぼくの自論でしかなく、その考えが定かかはわからない。
要するに言いたいことは、最初に言った通り何事も二面性があるので、自分が何に心を動かされるかが大事な気がする。それが今はわからなくても、「何が自分が好きなのか」を考えたり感じようとすることは大切だと思う。
北海道から離れ都会に来て、スタートアップというビジネスの最先端に1ヶ月間触れてきたが、やっぱりぼくはローカルに関わることがしたい。
ローカルで地道に取り組むことで社会が変わる波が起こせると思うし、やっぱりそこからやる方が自分もワクワクする。
今はまだ目の前のことでいっぱいいっぱいだけど、自分がまた北海道にもどれるように。もっと言うと胸を張って戻れるように、今を少しずつ圧倒的に頑張りたい。
また5月からも頑張りましょう!
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