久しぶりの藻岩山一人登山
去年の11月に骨折してから初めて、
今日は、ふくらはぎと太腿が
すごい筋肉痛です。
なぜかというと、家から徒歩15分の
ところに登山入口のある
藻岩山(標高530m)に
7ヶ月振りで登ったからです。
藻岩山は、中心街に近く、
札幌では一番人気のある山なので、
登山者も多く、特に土日は
家族連れやグループ登山の
人たちで結構賑わう山です。
コロナウィルスでの休校が
昨日から札幌も解除になり、
交通機関も通常通りの運行になりました。
そこで、登山者の少ない静かな山を
味わいたいと思い、朝7時ちょっと
過ぎに家を出発しました。
登山口に着いて登り始めたのが
7時20分ぐらいだったのに
下山してくる人たちが何人もいて
ちょっとびっくり。
夜明けとともに登った人たちです!
それに静けさを味わう予定だったのに
エゾハルゼミの鳴き声のなんと
賑やかなことでしょう。
小鳥のさえずりもかき消されてしまいます。
でも、うるさいな〜と思ったのは
初めの5分ぐらいで、これが6月の自然の
中にいる証明だと思えたら、
全く気にならなくなりました。
半分ぐらい登ったところで、
骨折の部分が少しだけ何かを
訴え始めたので、下山しようかどうか
少し迷いました。
でも、その訴えは、”痛い”ではなく
”緊張”に近い感じだったので、
ちょっと、ストレッチをしたら
楽になりました。
数回、下山するかどうかの葛藤と
戦いながらも、無事登頂できたときには、
とっても嬉しかったです。
藻岩山は頂上もすっかり春でしたが、
遠くに見える1000m級の山々には
まだ雪が残っていて、緑と白の色合いが
とても、とても美しかったです。
その山々にもいつか登ってみたいという
野望を抱いているのだけど、
あきらめずに、夢を持ち続けようって
思えた、一人登山でした。
わこ
※この文章は2020年6月に書かれたものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?