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これからの人生に期待する

「親の時間」に参加して12年たちました。

最近、続けてきて良かったなと
しみじみ思うようになりました。

「親の時間」を始めたときは、
私の心は切羽詰まった
状態になっていました。

義姉や義母が子育てに
介入してくるのがいやで、
夫と相談して対処したかったのですが、
2人とも感情的になって
大げんかで終わってしまう、
ということが続いていました。

そのうちに、職場でも家でも
1人になると、涙がぽろぽろ
こぼれてくるようになりました。

友達と会ってもドキドキしてきて、
リラックスして会話を
楽しめなくなってしまいました。

いつも苦しい感じがしていました。

「親の時間」に行ったら、みんなが
「泣きたいときは泣いてもいいよ」
と言ってくれたので、苦しい気持ちを
隠さずに話して泣くことが出来ました。

それまでは1人で泣いていることが
多かったし、子ども達にも
できるだけ涙を見せたくない
と思っていました。

だから「親の時間」は。その時の
私にとって『私は1人じゃない』と
感じて安心できる唯一の居場所でした。

それからは少しずつ私らしさを
取り戻し、新しいことにも
チャレンジ出来るようになりました。

でも苦しい気持ちは少しずつ
弱くなりはしても、ずっと
心の中に居座り続けていました。

それが半年くらい前だったか、
突然『もう苦しくない』と
いうことに気づいたんです。

『私が悪いからだ』と自分を
責めることで、自分を苦しめていたのだと
はっきり分かった瞬間でした。

そして、これからは決して
自分を責めず、自分を信じて
生きていこうと決心しました。

それから、いろんなことが
良い方向に変化し始めました。

自分の考えや気持ちを正直に話し、
それに対する相手の言葉に
きちんと耳を傾けられるようになったこと。

あんなに大変だった夫との話し合いが
出来た時は、本当にうれしかったです。

友達や職場の人たちとの関係も
前よりリラックスできて、
いい感じになりました。

もともと好きだった託児の時間も、
さらにリラックスして
楽しめるようになりました。

そして、どんどんいい考えが
浮かんでくるようになった感じがします。

私も地球の一部で、沢山の命あるものと
かかわり合って生きているという感覚や、
身体と心がつながっている感覚を
感じるようになりました。

これからの自分の人生に期待する、
わくわくする気持ちがわいてきます。

どれも12年前には
想像つかなかったことです。

話しを聞き会う仲間が沢山いて、
その人達を信じ、1人ぼっちでは
なかったからここまでこれたと思います。

本当にありがとう。
これからもよろしくね。

いっこ

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