娘に会いたい
私の娘はカナダのオタワで
看護師をしています。
娘とはコロナ禍になってから
会っていません。
こう書くと、
とてもさみしい気がするのですが、
LINEやオンラインビデオで、
頻繫に顔を合わせて近況を話しています。
娘はとても頑張り屋で、いつも本当に
よくやっていると感心します。
スキージャンプの高梨沙羅選手に
よく似ていて、
先月終わった北京オリンピックでは、
高梨選手が失格となり
泣き崩れるシーンを見て、
夫と一緒に泣いてしまいました。
そのシーンを見た時は、
まるで娘が泣いているかのような
辛い気持ちになりました。
彼女と娘を重ねたことで、
いつも感じないようにしていた
娘に会いたい気持ちがあふれてきました。
オタワで事件やトラブルがあると聞くと、
大変な目に合っていないかと
余計な考えを巡らせ、心配になります。
しかし、娘はそのことについて
いろいろ意見を言ってくるものの、
冷静に考え、行動しています。
「いくつになっても親は子を思うもの」
らしいですが、
娘をみると私の心配は
本当に必要ないものだと
思い知らされます。
今わかっている大切なことは、
私は娘をとても愛しているということです。
娘がおとなになった今でも
本当にかわいいと思います。
娘が幸せでいてくれたら嬉しいし、
頑張りたいことは応援したい。
辛い時にそばにいて、
何かをしてあげることはできないけれど、
とても大切に思っているし、
私にとってかけがえのない存在です。
これからもっといい関係を
作っていきたいと思う人です。
コロナが収まらなくても
会いに行くつもりでしたが、
今は自分を大事にしつつ
再会のタイミングを見計らっています。
娘に直接会って
一緒に過ごす日が待ち遠しいです。
ちほ
※この文章は2022年3月に書かれたものです。
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