息子が愛おしく、幸せ
高校三年生の息子は、
家から遠く離れた大学を受験します。
晴れて合格することができたら、
家を出る予定です。
そしてその先、彼の希望する
職業を考えるとそのままたぶん、
この地に戻ってくることは
ないのだろうなと想像します。
こうやって息子と毎日生活を
共に過ごせるのも、もしかしたら
これでもう最後かもしれない。
そう思うと自然と涙が浮かんできます。
母になってからのこの18年、
本当にいろんなことがありました。
焦り、不安、心配、恐怖、孤独、自己嫌悪と
苦しい感情をたくさん抱えながらの子育てで。
でもそんな中でも、
仲間と話を聞きあう時間を持ち続け、
今日より明日が良くなるようにと
あきらめずに前に進んできました。
本当に本当に本当に、
今までよくやってきたねと
自分を褒めてあげたいです。
いろんな感情が渦巻く中での
長い年月でしたが、
今はただ、目の前のわが子が
愛おしく幸せで、毎日を過ごしています。
こんなに穏やかで幸せな気持ちで
日々を過ごせるようになるなんて
あの頃は正直想像もしていませんでした。
産まれてきてくれた息子にも、
仲間にも、地球にも、
たくさんたくさん、感謝です!
こっちゃん