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わたしが創るわたしの家
3月末に、引っ越しをしました。
一人暮らしをしていた
義母さんが住んでいた家です。
その義母さんが亡くなり、
私たち家族が引っ越してきたのです。
家財道具が全て揃った家に
引っ越しするのは初めてでした。
最初は自分の家だけれど、居心地が悪く
自分の家じゃないような感覚がありました。
義母さんの家にお邪魔しているようで
何をするにも落ち着かず、
使い勝手も良くありませんでした。
私は、物は必要最小限に、
実用的で、動きやすく、
開放感がある家が好きで
庭は、お花も好きだけれど、
野菜や実がなる木がある
庭の方が好きです。
そう、こんな環境で暮らしたいという
イメージが自分にはあるのに
この家は全く違うところばかりです。
「こんな家、私好きじゃない」と
思い悩むようになりました。
そのような気持ちを
「親の時間」の仲間に
ひと月ほど聞いてもらいました。
すると、この家は何も悪くなかったこと、
義母さんが暮らしていた生活に
私が合わせなきゃならないと
思い込んでいたから、
ちょっと苦しくなっていたこと、
私が暮らしたい環境を作っていい!
そう、ここは私の家なのだから、
そう気付いたのです。
気が付いたら、
頭の中のモヤモヤが晴れてきて、
自分がどうしたいのかが
次々と浮かんできて
エネルギーが湧いてくるような
感覚になりました。
先ずは、ジャングルのような庭を
のこぎりを使って整理をしました。
開拓者にでもなった気分でワクワクします。
枝葉は整えられ、
日が満遍なく当たるようになり、
庭の一部を耕し野菜の苗を植えました。
ちょっとした自給自足です。
コンポストを設置して、
生ごみから堆肥を作ろうとも考えています。
まるで、子どもの頃にブロックで
「私のお家」を作って
妄想していた遊びが現実となり
毎日がちょっとした
遊びのような感覚です。
明日は何をしようかな~?
楽しみな気持ちで眠りに就いています。
好きじゃないと思っていた家を
いろいろ変えていく過程は、
完成までは時間がかかりますが、
自分が住みやすい環境を
自分で考えなから
作り変えていくのはとても楽しいです。
としみ