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大事な大切なわたし

この頃になってようやく自分が
本当に大切なひとりなんだと忘れないで、
自分でも覚えていられるようになってきました。

本当にようやくです。

自分が大切なひとだとわかったら
自分の考えを話してもいいんだと
思える場面が増えました。

嫌なことをされたときは、
理由を伝えやめてほしいと
言っていいのだと思えます。

まわりの人との関係づくりで
何かすることを怖いと
感じることが減ってきました。

前は全く逆のことを感じていました。
そして、そんな自分が好きではありませんでした。

なぜこんな風に変化してきたのかは
私の話、気持ちをそのまま聞いてもらってきたから。
それだけです。

そして私は難しい、嫌だなと感じてることをいつも
「何とかしたい」という気持ちを
持ち続け、繰り返し何度も聞いてもらってきました。
諦めたくなかったのです。

私が、自分が思えないうちは
いくら聞きあう相手が 「ゆきは大事な人だよ」 と
本当のことを言ってくれても届きませんでした。

聞く人がそれでもずっと、
私が自分で思える日がくることを信じて
伝え続け聞いてくれました。

私はこの「親の時間」の聞きあう関係を使い、
辛い苦しい気持ちから逃げたり
感じないように誤魔化すことをせずに
聞いてもらいました。
辛い苦しい気持ちより、何とかしたい気持ちが
上回っていました。

今は私は本当は自分が大事な人だと
最初から知っていたのだと思えます。
知っていたから諦めなかったんだろうと思います。

子どもから成長して大人になり
ずいぶんと長い間忘れていました。
やっと取り戻せてきたような気がしています。
このことは私にとってすごくすごくいいです。

長い間ずっと実感したかった言葉

私はわたしのことが好き!
大事な大切な私!

ゆき

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