先輩への感謝と恩返し
入社7年目の今、すっっごくお世話になった先輩の職人さんにやっと少しの恩返しができました。(できたはず)
思い出話のようになりますが
1年目、私は造園工事の施工管理者として何も知らずに現場に入りました。
ゼネコン担当者や職人が話している言語がわからないし、
どう仕事を進めていいのかも、何を優先すべきなのかもわからない、
そして、とにかく理不尽な世界。
そんな中で協力会社の職長として
いつも本気で向き合って怒ってくれて、育ててくれた職人さんで
私はその先輩には感謝してもしきれないんです。
今思うと、
ゼネコン現場という理不尽さの中でどう冷静に判断し納めていくのか、
そもそも自分はそこで何を得て、どういう存在意義を見出せるのか。
そこを自分の中の芯の部分を問われていたんだなと思います。
今日はそんな職人さんがご自身の家を立てるということで
設計から施工までお手伝いさせていただき、無事完成しました。
仕上がりもご家族含めて満足してくれたようで
「わーすごーい!!」の一言が胸に響き渡りました(笑)
そんな工事の材料買い出し途中で、
なんと1年目にその先輩と施工した現場を車で通りがかるというサプライズ。
もう色んな感情がこみ上げてきて、何とも言えない感動が押し寄せました。
「一生終わらない気がしていたこと。」
「ゼネコン担当者の顔も見たくなかったこと。」
「納め終わった瞬間のすさまじい達成感。」
そんなことが入り混じってもう言葉に言えない感動が。
そんなこんなで完全に日記感覚になってますが(笑)
要は感謝し続けることが大事ってことが言いたかっただけです。
この先、いろんな未来があるとは思うけど、
原点はこの職人さんとの時間だしそれは絶対変わらないものです。
目の前のことやいろいろブレそうな場面はあるけど
この原点を大事に、時には振り返り、糧にしていきたいです。
以上。