【目を覚ませ】危険生物vs危険じゃない生物
こんにちはー!毎日全力で生きているようちえん、おやまのようちえんの酒井です。
5月ですね〜。おやまのようちえんの森の中も新緑に溢れていて、鳥たちもトカゲもカエルも嬉しそう。
今日はおやまの子たちとおやまの生き物の話をしようと思います。
今月おやまで見かけた生き物
爬虫類…ニホントカゲ、カナヘビ、マムシ、ヤマカガシ
両生類…トノサマガエル、ニホンアマガエル、ツチガエル、アカハライモリ
甲殻類…サワガニ
魚類…メダカサイズの小さな魚(魚はちんぷんかんぷんです!)
貝類?…カタツムリ、ケマイマイ、ヤマタニシ、超でかいミミズ、超でかいナメクジ
昆虫、クモ類、その他の虫…アリ(いろんな種類)、バッタ、コオロギ、ダンゴムシ、テントウムシ、チョウチョ(色んな種類)、トンボ(いろんな種類)、アメンボ、マイマイカブリ、ニホンミツバチ、オオスズメバチ、クモ(いろんな種類)、ヤスデ、ムカデ
鳥類…でっかいアオサギ、3羽で喧嘩してたカモ、その他いろいろ
哺乳類…直接姿は見てないけど、無数の鹿の足跡、イタチのフン、おやま後に町で猿の大群と遭遇
菌類…チャワンタケ、アラゲキクラゲ、ヒメキクラゲ、ダイダイガサ、ビョウタケ、冬虫夏草、その他いろいろ
植物…ものすごくたくさん!
分類おかしいのもあると思いますが、とにかくいろんな生き物と出逢いながら日々おやまで遊びまわっています。
「危ない」生き物ともいっしょに過ごすということ
先ほど挙げた生き物の中で、直感的に危ない!と反応する生き物は
マムシ
ヤマカガシ
ニホンミツバチ
オオスズメバチ
ムカデ
じゃないでしょうか?
この5種類の生き物は毒を持ってるので、確かに刺されたり咬まれたりしたら危ないです。
じゃあ、刺されたり咬まれたりしなかったら…
刷り込まれたイメージと現実の大きなギャップ
2000年代、「ムシキング」というゲームがありました。「ムシキング」というゲームは簡単に言うと、虫同士が対戦をしていくゲームです。
プレイや対戦で手に入れた強い昆虫が派手でかっこいい必殺技を繰り出すさまに当時の小学生を中心に社会現象を起こしました。読者の中にも当時ハマっていた方もいるのではないでしょうか。
そして2010年代、学研が「危険生物」をテーマにした本を出版し、これまた当時の小学生を中心に大ヒット!
その成功に追随し、各出版社からも「危険生物」を扱った本や図鑑が出版されました。この「危険生物」ブームは2024年のいまでもまだ続いているようです。
こういったゲームや本、そしてテレビやYoutubeで情報を得た大人や子どもはちょっと勘違いしてしまったのです。
どんな勘違いかというと
虫や動物は戦いたがっている!
近づくだけで襲われる!危ない!
へいへいへーい!
ちょっとまって!
そういうこと言ってる人、エンタメ的演出と現実がごっちゃになってまっせ!本物見たうえで言ってますか?
カブトムシとクワガタムシが出会っても戦いませんよ!
ハチも無闇に刺してきたりしないし、マムシもヤマカガシもめちゃくちゃ臆病だし、野生動物なんて人間を警戒して姿すら見せてくれません。
そりゃあなんでも例外はありますけどね。
本当に対策しなきゃいけないのは、向こうから近づいて来る系の生き物です。
蚊
ブヨ
ヒル
ダニ
あとは人に慣れたサルとかですね。
あんなん向こうから来るからめちゃくちゃ危ないですよ。ヘビの比じゃないです。
体験し知って正しく理解する
ほんとこれに尽きます。
子育てや教育で何を一番大事にするのか、これだけは譲れないものは何なのか、それは一人一人の価値観によって異なると思います。
僕の子育て、教育において譲れないものは
「体験の価値を他人が決めないこと」
です。親であっても、学校の先生であっても、友達であっても、一般常識であってもです。本人が決めて本人がやること。これだけはずっと大事にしてきました。
これについては書きたいことが山ほどあるので、またゆっくり改めて書きたいと思います。
拙い文章ですが、読んでくれてありがとうございました!
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