3歳児向け 劇遊び
こんにちは!元保育士のまるこです。
保育園でも幼稚園でも毎年絶対にやるであろう劇遊び。なんの劇をやろうか、どうやって遊びを展開していこうか、私も毎年頭を悩ませました。
私の場合、子どもが気に入った絵本があったら、絵本を繰り返し読んだり(飽きない程度に)、遊びに取り入れたりして、劇遊びに繋げていくパターンが多かったです。なにより子どものやらされてる感が少ないのがよかった!
簡単ですが、絵本、導入、保育への取り入れ方を考えてみたので、紹介します。
繰り返しの展開が楽しい3歳児におすすめ!
『3匹のこぶた』
定番中の定番!絵本だけでなく、手遊びやエプロンシアターなどの教材が豊富で、子どもも親しみやすいお話。
①手遊び「3匹のこぶた」
知らない人はいないんじゃないか・・・
絵本の前、話をする前など保育の中で気軽に取り入れられます。
YouTubeで紹介してる人もたくさんいるからチェック!
②歌「おおかみさん」
♪森の小径 散歩に行こう
おおかみなんか 怖くないよ〜♬
のフレーズのこの曲。音源があるので、室内で音楽を流してみんなで遊べます。
オオカミ役を保育者がおこない、音楽に合わせて動いたり、最後には子どもたちを追いかけたりして楽しみましょう!
③遊び「オオカミさん今何時?」
本当はオオカミと子やぎらしいけど、ここはこぶたで!
〈基本ルール〉
⑴1人はオオカミ役、その他はこぶた役になる。
⑵🐷「おおかみさん、今何時?」と尋ねる。
⑶🐺「今、○時」と答える
🐷「あ〜よかった」
オオカミは追いかけて来ません。
⑷🐺「夜中の12時!」と答えると🐷逃げる
⑸オカミ役が追いかけて、捕まったこぶた役が、次のオオカミ役になる。
⭐︎はじめはオオカミ役は保育者で。役割交代も難しければ交代せず、追いかけっこを繰り返し楽しむのみで◎。
⭐︎⑶と⑷のオオカミの答え方はランダムで!
④遊び「こぶたのひっこし」
戸外でも室内でも楽しめる遊び。
〈基本ルール〉
⑴1人はオオカミ役、その他はこぶた役になる。帽子で色分けしたり、お面を作ったりして、視覚的にわかりやすくすると◎
⑵こぶたはいくつもある陣地の中にいる。オオカミは陣地に入れないので外にいる。
⑶オオカミが「こぶたのひっこし!」と言うと、こぶたは今いる陣地から違う陣地に移動しなくてはならない。
⑷陣地を移動する間にオオカミにタッチされたら、こぶたとオオカミは交代する。
⑸また⑶の繰り返し。
⭐︎陣地はラインカーで○(いろいろな形でもオッケー)を書いたり、フラフープを並べたり、マットを敷いたり、室内外に合わせて園にあるものを工夫して使ってください。⭐︎はじめはオオカミ役を保育者がずっと行っても◎。(タッチされたらくすぐられるとか、シールを貼られるとかすると面白いかも。)ルールを理解し、役割交代ができそうなら、みんなで交代しながら遊びましょう。
オオカミに関係する遊びや歌は多いので、絵本を読むだけでなく、3匹のこぶたの絵本の世界を日頃の遊びを通して親しんでいくことができます。
コツは保育者がオオカミにいかになりきるか!保育者が楽しんでいれば、子どもも必ず「やってみたい!」と遊びだします。
そこからダンボールでそれぞれの家を作ったり、お面を作ったりすることで、すぐにこぶたやオオカミになりきって楽しめそうですよね。
台本や舞台の使い方、衣装などのアイデアも今後紹介していければ、、と思っています。