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トランプラリーどこいった?日本株の調整!


◾️追加関税に怯える相場
 トランプ次期大統領が、カナダ、メキシコ、中国への追加関税についてSNSで語ったことで、カナダやメキシコに生産拠点を置く日本の自動車産業や電子機器産業が関税の対象となり、これにより日本株市場にも影響が出ている。追加関税は、日本の輸出入にも影響を及ぼし、企業の利益にも影響を与える。下表て、その利益と怯える心理と日経平均株価の関係をみると…

◾️大底は…34000円くらいを見とこう
 
表は、利益(E P S)、心理( P ER)から株価を計算すたマトリックスとなっている。現在の日経平均は、まだ「追加関税の懸念があっても、国内景気と企業業績は底堅く、クリスマスラリーや来年のnisa資金流入期待からやや強気」な位置だと思われる。キリスト教系の投資家が、感謝祭前に利益確定売りによる短期的な調整との見方も。
 ただ、表の赤枠のように「追加関税による業績への影響などを本格的に懸念するようなとき」の調整入りとなった場合は、34000円くらいまで下がる可能性も…。
 加えて、12月日銀金融政策決定会合での利上げ等による円高リスクにも注意かもしれない。

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