見出し画像

【投信健康診断】日経平均高配当利回り株ファンド

◆運用会社:三菱UFJアセットマネジメント
◆商品内容:日経平均高配当利回り株ファンドの投資対象は、日本の株式です。日経平均採用銘柄225銘柄の中から、配当利回りの高い上位30銘柄に投資をしていきます。信用リスクや無配リスク等がある銘柄は除外し、年2回(6月・12月(銘柄の入れ替えとリバランスを行います。1月は銀行・鉄鋼・輸送用機器などに属する銘柄の株価上昇がプラスに寄与。

◆投資対象関連指数との比較

◆費用

★診断結果
2月単月で見ると、ほとんど組入銘柄にない生成AIブームによる半導体・半導体製造装置関連銘柄等の上昇から、当ファンドが+3.19%に対して、日経平均株価が+8.0%と見劣りするが、1年以上で見るとリスク・リターンから見た投資効率はかなり良く、費用面を考慮してもノーロード投信と比較して投資妙味は高いと考えられる。しかし、22年12月の日銀によるYCC修正から現在のマイナス金利解除期待による組入率高位の銀行株の上昇がパフォーマンスに大きく寄与。昨年12月に配当利回り低下からMUFGを売却するなどしているが、過去、「ゼロ金利解除」後の局面では銀行株は下落していることもあり、「マイナス金利解除」という材料出尽くしによる3月・4月日銀会合後の下落には、基本投資銘柄は6月・12月の見直しのみなので注意したい。投資対象の5月本決算発表時の増配や自社株買いに期待!?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?