見出し画像

トランプ相互関税と米消費者物価指数〜

今週10日から株式・為替相場は、「相互関税」の内容と米物価指数の発表によって、大荒れとなるかもしれない。

◆市場を揺らす「相互関税」不安
 7日、相互関税について、トランプ大統領は来週(2025年2月10日または11日)に発表する予定だと表明。これは、貿易相手国がアメリカ製品に課している関税と同等の関税をその国に課すという政策である。具体的な対象国はまだ明らかにされていませんが、多くの国が影響を受ける可能性、世界経済の減速懸念となる。

◆来週の相場見通しの注目点
①相互関税の影響: 発表内容次第で、特に自動車産業や輸出入に依存するセクターに影響が出る可能性があります。日本が関税の対象となるか否かはまだ不透明ですが、可能性があるとすれば日本株は下落圧力を受けことも

②経済指標: 12日に米国の消費者物価指数(CPI)の発表が控えており、これらが相場に大きな影響を与える可能性がある 。

③為替市場: ドル円などの為替レートにも影響が及ぶ可能性がある。
・関税の影響:リスクオフの円高ドル安への動きが見られるかもしれない。
・消費者物価指数:予想より低下した場合は、円高ドル安の動きとなるかもしれない。

円キャリーの巻き戻しによる大幅な(5円くらい)円高ドル安に注意⚠️

相互関税の発表が夜間(日本時間)になる可能性があるため、祝日11日明けの市場の動きが注目されます。投資家はリスクオフの姿勢を取るかもしれません。
 今週の相場は相互関税の内容と、経済指標の結果次第で大いに変動する可能性がある❗️

◆10日の投信買い注文には注意❗️
10日に投資信託の売買注文には注意!11日が祝日となるため、約定日は12日となる。つまり、相互関税の発表予定の10日と11日海外市場の影響を受ける❗️全世界株、米国株を投資対象とする投信注文には注意した方がいい❗️

いいなと思ったら応援しよう!