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NISA(少額投資非課税制度)の基本と投資のポイント

NISA(少額投資非課税制度)とは…

1.NISAの仕組み

NISAは、投資で得た利益が非課税になる制度です。通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISA口座を利用するとその税金が免除されます。

2.NISAの種類

NISAには以下の2つの枠があります
①つみたて投資枠(旧つみたてNISA)
年間120万円までの投資が非課税。
長期・積立・分散投資に適した投資信託が対象。
②成長投資枠(旧一般NISA)
年間240万円までの投資が非課税。
上場株式や投資信託など、幅広い商品が対象。

※①と②には、併用ができます。

3.NISAのメリット

①非課税のメリット: 配当金や譲渡益が非課税になるため、税金を気にせず運用益を最大化できます。
②投資期間の無期限化: 新NISAでは投資期間が無期限となり、長期的な資産形成が可能です。
③柔軟な投資: つみたて投資枠と成長投資枠を併用できるため、投資スタイルに合わせた柔軟な運用が可能です。

4.NISAのデメリット

①1人1口座: NISA口座は1人1口座しか開設できません。
②損益通算ができない: NISA口座での損失は他の口座の利益と相殺できません。
③商品選びの難しさ: 投資対象商品が多岐にわたるため、初心者には選択が難しい場合があります。

5.商品選びのポイント

投資額より大幅に下がっても、持ち続けられる、追加投資できると信じられる先に投資をすることが大事です❗️

◾️投資のポイント

⭐︎株式投資の場合

株価が下がっても、①や②を理由に持ち続けられるか?
①企業の理念、事業内容、成長性などを信じられるか?
②安定した配当利回りや株主優待を目的とした投資

⭐︎投資信託の場合

基準価額が下がっても、①や②を理由に持ち続けられるか?積み立て投資を続けられるか?
①投資信託の投資先や運用方法を理解し、信じられるか?(投資、積立しているのを忘れられるくらい)
②できるだけ長期の過去運用実績を信じて持ち続けられるか?
③投資先や運用方法(テーマやファンドマネージャーなど)の成長性を信じて持ち続けられるか?

みんなやってる、人気だから、SNSで高評価だから、といった理由で、オルカンや S& P500に投資すると下落、急落時に投資をやめてしまい、その後「あのときやめなければ‥」という事態に…昨年8月にもそういう人が多かったようです。
投資先を詳しく理解する必要はないと考えますが、「NISAをやっている」「NISAを買いたい、解約したい」で投資先を答えられないのはダメ❗️何に投資をしているのかを答えられるようにしましょう❗️

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