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[Excel]24時間戦えますか? 合計が24時間を超える場合の表示方法

【まとめ】
合計時間の計算 Ctrl+1 →ユーザ定義  → 種類 → [h]:mm
(24時間を超える表示が可能になる。)

【説明】
残業時間(超過勤務)の計算などでは、結果が24時間を超える場合があります。
エクセルで普通に計算すると、うまくいかない場合があります。
例えば・・・

青矢印は計算式のトレースで出しています。

①と②は同じデータです。
①では、合計が0:45になっています。
つまり、0時45分。
これは、13:00から11:45後の時間を計算して表示しているためです。
この場合では、表示形式の「種類」は h:mm となっています。

①では、表示形式は h:mm となっています

一方、②では、13:00と11:45を足して、24:45となっています。
つまり、24時間45分です。
24時45分ではなく、24時「間」45分です。
このように表示する場合、表示形式を [h]:mm とします。
時間を表す h を [ ]  でくくるだけです。

②では、表示形式が[h]:mmとなっています。

具体的には以下の通りです。
① Ctrl+1で「セルの書式設定」を開き、
②「表示形式」タブの「ユーザー定義」を選んで、
③「種類」欄の h:mm を [h]:mmにします。

上の例では、既に[h]:mmがあるため、表示されています。
表示されなければ、上の「種類」で h を[h]で囲みます。

以上です。

★注意★
この書式は、エクセルでのみ有効です。
勤怠システムなどからデータをダウンロード(エクスポート)し、そのデータをそのまま使おうとしても使えない場合があります。
それは、データがcsv形式のままだからです。

csv形式(コンマで区切られた/セパレートされた値/バリュー)は一見エクセルと同じに見えますが、拡張子がcsvとなっています。
ですので、ファイルの保存の際にエクセル形式(xls や xlsx など)を選んで保存してから、やってみてください。

★おまけ★
表題の「24時間戦えますか?」はリゲインのCMです。
昭和世代には懐かしいかと思います。
(CMは平成に入った1989年からだとか。)
今は、とてもそんなこと言えません。
残業代の計算も、昔なら「こんなに頑張った」となりますが、
今は「こんなに残業やってしまっているのか」というためでしょうか。
昔みたいにサービス残業という時代でもありません。
自分の時間を安売りすることなく、働いたら、その分の対価はきちんと受け取る、そのためにも残業時間の計算は重要です。
もちろん、昼間ちゃんとやらないで残業して残業代を稼ぐ、なんてのはご法度ですけど。

残業代の計算で重要(面倒)なのは、残業をしている時間帯によって「割増率」が違うということです。
同じ1時間でも、22時までと22時以降では、割増率が違います。
また、平日と休日でも違います。
それをどう計算するか、それについてはいずれ。

また、残業時間×時給単価で支給額が出ますが、この計算も、意外とできないものです。こちらもいずれ(こちらが先になりそうです。)。

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