［Excel］日付と曜日を同一セルに表示する方法　m/d(aaa)

【まとめ】日付と曜日を同一セルに表する方法
・「セルの書式設定」（Ctrl + 1 又は　右クリック → F）を開く。
　→「表示形式」タブの「分類」でユーザー設定を選ぶ。
　→ 右上の「種類」欄に表示したい形式を入力する。
例：　2/1(木)　なら　m/d(aaa) 　　

日程表作成に使われがちなエクセル

エクセルは表計算ソフトですが、単に「表作成」に使われる場合も多くあります。
特に、日程表。
それはそれで有効な使い方ですが、曜日が「文字列」で入っている場合を散見します。
しかも、曜日が日付と別のセルになっていて、こちらも、当然文字列。
日付が文字列はめったにありませんが、曜日が文字列はたくさん見かけます。
１日や２日ならともかく、多くの日付と曜日を、もし手入力していたら、とても時間がかかりま（曜日の間違いなどの誤入力もおきますので、チェックの時間と集中力も必要になります。）。
＊正直、日付をどうやって文字列で入れているか不明。頭にわざわざ「’」をつけてる？

日付は数値で入れる

日付は数値で入れます。文字列として入れてはいけません。
数値なら、早く・正確に入力でき、表示方法も簡単に変えられます。
計算もできます。
曜日も一緒に表示できます。
曜日の間違いも起きません。
日付と曜日が別セルだと、表の幅を取りますが、一緒なら表の幅も狭められます。

日付と曜日を同一セルに表示する方法

「2月1日」を「2/1(木)」と表示させるには、
「セルの書式設定」（ctrl +1 又は 右クリック → F ）を開き、
①「表示形式」タブの
②「分類」でユーザー設定を選ぶ。
③右上の「種類」欄に
m/d(aaa)
と入れます。
大事なのは、aaa　と a を３つ入れること。
これだけで、同一セル内に日付と曜日が一緒に表示されます。

2月1日（木）　なら、
m”月”d”日”(aaa)

2月1日（木曜日）　なら（HPなどの読み上げ対応用）、
m”月”d”日”(aaaa) 　　*aが４つ

2月1日（木）か2/1(木)か？

日程表の場合、
2月1日（木）　より
2/1(木)　の方がいいでしょう。

理由は２つ。
・幅が短くてすむ。
・変数（2と1と木）が目立つ。
「2月1日（木）」だと「月」と「日」がたくさん並ぶので、
変数である日付が埋もれて、ぱっと見、分りづらくなります。
変わらない情報が多いと、変わる情報が見つけづらくなります。
それだけ集中力が必要になる（＝疲れて、ミスを起こしやすくなる）ということです

実際・・・

左と右、どっちが見やすいでしょうか？
人によると思いますが、私なら、断然右側です。
保守的（？）な上司なら、見慣れた左の方が安心するでしょう。
外部に出す場合でも、左の方が無難ではあります。

応用　和暦年も入れられる

月日だけではなく、和暦年も入れられます。

令和6年2月1日(木)　なら
ggge"年"m"月"d"日"(aaa)　です。

R6/2/1(木) なら
ge/m/d(aaa)

日付を数値で入れるメリット（当たり前すぎるけど）

この日付＋曜日は、数値で扱われているので、文字列に比べ次のメリットがあります。
①一瞬で連続した日付を入れられる。
②一瞬ですべての日付の表示形式を変えられる。
③計算で扱える。
＊①は文字列でも出来る場合もありますが、数値の方が応用度が高いです。

知っている人には「あたりまえ」のことですが、意外と知らない人も多いようです。

「日付」とは別に「曜日だけ」表示することもできます。
（むしろその方が一般的でしょう。）
上の応用なので、ご存じの方も多いかと思いますが、別記事にします。
本来そちらを先にすべきだったかもしれませんが、ご寛恕を。

2024/3/6追記「曜日だけ」表示する記事を上げました。こちらもどうぞ
曜日は手入力しない。曜日を自動で表示する２つの方法。違いと使い分け