
[Excel]ファイルを引き継いだらやること ⑤計算式(参照しているセル)を確認する その1
[Excel]ファイルを引き継いだらやることシリーズ その⑤の1
【まとめ】
計算式がどのセルを参照しているかを確認する方法 その1
・F2を押す(またはセルをダブルクリック)
⇒参照しているセルに色が付く
*もっと分かりやすい方法は「その2」にて(後日)
【説明】
前の記事「ファイルを引き継いだら ④ 計算式が入っているセルを自動で色付けする|では、シートのコピーを作り、条件付き書式を用いることで、修正した個所に色を付ける方法をお示ししました。
そうして計算式を修正していくわけですが、その前に、「計算式がどのセルを参照しているか」、つまりどのセルを使って計算しているか、を確認することが必要です。
とはいえ、これは皆さん普段からやっていることでしょう。
今更の説明になりますが、次への前振りということで。

前記事でも使用した単純な表です。
E3セルを選択すれば、数式バーに計算式が表示されます。
見ればわかる通りですが、下表の黄色の線のところです。

数式バーが出ていない人はいないと思いますが、もし出ていなければ「表示」の「数式バー」に☑を入れてください。↓↓↓

数式バーを見れば計算式がどのセルを参照しているか分かります。
と言いたいところですが、セル番地(列と行)だけを見ても、どのセルを参照しているか、直感的には分かりません(私には)。
そんな時は(大抵そうですが)、F2を押します。
セルのダブルクリックでも構いません。
すると・・・

セルに計算式が表示されるとともに、計算式が参照しているセルに色が付きました。
下の赤線で囲まれたセルです。

色が薄いのでわかりづらいかもしれません。
参照しているセルに色がついていると、なおさら分かりづらいです。
例えば・・・

E3(1,150と入っているセル)が、どのセルを参照しているか確認するため、F2を押すとと・・・

D3(230と入っているセル)に色が付いたことは分かりますが、C3(5と入っているセル)に色がついているかは、ぱっと見では分かりません。
よく見れば、セルが青く縁どられているのが分かりますが、分かりづらいです。
元々のセルが白色でも、参照しているセルが多いと分かりづらい場合があります。
そんな時は、もうちょっと(かなり)分かりやすくする方法があります。
それは次回で。
引っ張ってすみませんが、今回はこれにて。
12/17追記 こちらをどうぞ
激推し:ファイルを引き継いだらやること ⑤計算式(参照しているセル)を確認する その2「参照元のトレース」
(作業 1日 1h)