生きるのが大変なのでQEEG検査に行ってみた
QEEG検査とは、定量的脳波検査(Quantitative electroencephalography)のことである。
といってもさっぱりわからんと思うが
このQEEG検査、日本ではあまり知名度が高くないらしく、wikiのページも海外版のしかない。英語のみだ。だから私もよく知らない。
(詳しい説明をしてる方のリンクを貼っておきます→https://note.com/ksng09/n/nb6422585a363)
さて…どこから説明したらいいものか
まず「生きるのが大変」というところに焦点をあてます
私はイジメられたり、裏切られた経験を持ちます。
とにかく人づきあいがあまり得意ではない。
というか人が嫌い。
あとは
簡単な計算ができない。すぐテンパる。鍵をしめたかいつも不安。とにかく落ち着きないし不注意でケガばかり…。
幼少期からそんな自分が嫌でした。
だから心理学部に入ったのかもしれません。
カウンセリングを受けるのではなく、知識を持って自分を見つめたかった。どうせ大学で学ぶなら…と考えた気がします。
(話が重いので うちのかわいい犬をみてください)
そういう経緯があり、いったい自分はどんな脳なのか。
もっと広くいえば、どんな人間なのか。
知りたい。
しかし問診やペーパーテストは信用できない。
因子分析されて有意性があるとかないとか関係ない。
学部での学習を経たうえで、自分の知らない人に主観で語られるの嫌だと気付いたんです。
そこで知ったのがQEEG検査。
客観的なデータを得られるということで、都内のクリニックに向かった。
結果がこれ↓
上から順番に
➀生データ
②健常者との比較データ
➂右脳優位か左脳優位か
④強さと量(?)
⑤速さ
となるらしい。(知らんけど)
というのも、爺さん先生、すごい勢いでしゃべるのだ。
メモとる余裕もないので、はえーと半分くらい聞き流してしまった。
④⑤に関しては問題なく、むしろ健康的で良好な脳だと。
「頭いいですね~」といわれたので普通に照れた。
②は➀のデータを健常者と比較したものらしいが、
正直標本数も少ないし、検査してるの日本人よりもアメリカ人の方が多いんだし参考になんのかこれ、と半信半疑
まあでも結果は割と納得いくもので驚いた。
簡潔に言えば、ADHD(不注意とか多動とか)の傾向ややあり、ASD(社会性の問題とか)はちょびっと、ということらしい。ADHDの傾向のせいで、脳の本来使える力の20%しか出せてないと。
何それ!?かっこよすぎない!?そんな強敵キャラみたいな感じなの、俺の脳
って思ったらワクワクすっぞ だったんだが、対処法を聞いてげんなりした。
TMS治療、8万~ →高すぎるし怖い
マインドフルネス →いわゆる瞑想、集中力ないから無理
まずTMS治療に関してだが、正直クリニック側の宣伝としか思えないごり押しだった。確かに磁気をあてた治療は画期的だが、脳を外部から改造して性質を変えるって異質すぎないか?
発達障害は大なり小なり人類全員にみられるもので、凹凸みたいなものだと認識している。
TMS治療はそんな凹凸をなくす治療なのではないか。
この治療が終われば模範的な一般人にはなれるだろうが、なんの面白みもない普通すぎる人間になってしまうのではないか。
あと高いし
そう思って断念した。とりあえず。
マインドフルネスは学部生時代にも耳にしたことがあったが、そもそも多動性で不注意なことに悩んでいるのに、瞑想は無理。
宗教入ってなくてよかった~と思う。
神に祈るとか無理だもん、妄想の世界に飛んじゃう。
そんなこんなで適当にやったQEEG検査だが、もちろん保険適用外なので30,000円~
まあ、変な占いよりは意味のあるものだったのかな
これからなんか嫌なことあっても
「まあADHDだからね~」
と余計に自分を傷つけずに済みそうです。
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