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食育とは・・・
今日、6月19日は食育の日!!
平成17年に食育基本法が施行されてから14年、現在「食育」という言葉を知らない人はほとんど居ないのではないでしょうか?
私自身、6年前から地元自治体の食育ボランティアに参加していることもあり「食育」とはとても身近な関係にあります。
最近、いろいろなところで「食育」と言う言葉を耳にしますが、どうも皆さん「食育」と言う言葉を間違って使われているように思えてなりません。
それでは、食育とは何なのでしょうか?
法律から見ていきましょう。
1、食育の定義
食育基本法では、「食育」を
生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付ける(中略)…食育はあらゆる世代の国民に必要なものであるが、子どもたちに対する食育は、心身の成長及び人格の形成に大きな影響を及ぼし、生涯にわたって健全な心と身体を培い豊かな人間性をはぐくんでいく基礎となるものである。
と定義しています。何だかよく解りませんね(-_-;)
2、食育基本法の基本理念と基本的施策
・国民の心身の健康の増進と豊かな人間形成
・食に関する感謝の念と理解
・食育推進運動の展開
・子どもの食育における保護者、教育関係者等の役割
・食に関する体験活動と食育推進活動の実践
・伝統的な食文化、環境と調和した生産等への配意及び農山漁村の活性化と食料自給率の向上への貢献
・食品の安全性の確保等における幅広い食育の役割
以上7項目の基本理念を定め、具体的には食育推進基本計画を策定・実施するのが、国や地方公共団体の責務としています。
また、基本的施策として「家庭における食育の推進」「学校・保育所における食育の推進」「地域における食生活改善の取組み」「農林漁業の活性化」「食文化継承のための活動」などが書かれています。
何となく具体的になってきましたが、どのような食生活を送れば良いのかが見えてきませんね(-_-)
3、食育基本法成立の背景
食育基本法成立の背景には、
・栄養の偏り
・孤食や不規則な食事
・肥満や生活習慣病の増加・過度の痩身志向(特に若い女性)
・伝統的食文化の喪失
・食の安全問題、食の海外依存
のような問題。
栄養の偏りの項目ではグラフを提示し説明しています。(理想とする昭和55年に比べ、平成17年では脂質摂取の割合が極端に増えている。)
つまり、食生活の欧米化が肥満や生活習慣病増加の原因となっている
これらを改善する為にこの法律が制定されたのです。
では、どのような食生活が日本人の身体には合っているのでしょうか?
4、日本人にとって理想の食事とは
食育推進基本計画では、日本人にとっての理想的な食事を地域の気候風土等と結びついた、米を中心とした多様な副食からなる日本型の食生活、具体的には
一汁三菜
と明記しています。(法律施行当初は食事バランスガイドを用いていましたが、現在は削除。ご飯・パン・麺を同列で扱っているところが問題だったか?)
主食~お米
一汁~味噌汁などの汁物
主菜~肉、魚などの料理
副菜2品~野菜などを使った小鉢、漬物など
5、食育とは
以上のことから、食育を一言で表すと・・・「和食を食べよう!」
もっと、ザックリ言うと・・・
「ご飯を食べよう!!」
と言う事です(^_^)/
今日の我が家の晩御飯
ご飯(ビール)
鶏モモ肉の照り焼き
ゆで卵
小松菜のお浸し
納豆
オカラの煮物
キュウリのぬか漬け
汁物がありませんが、細かい事は気にしない・・・ということで(^_^;)