#256 オヤジのエプロン ビビリ③
(つづき)
無事 見慣れているライトになりパーキングを出た
加速をつけて本線に合流
"しばらく道なりです"
Google先生が教えてくれる
ビビリドライバーの私は左車線を陣取り90キロ前後で一定の速度を維持
大型トラックの高速道路の制限速度が90キロなので基準にするにはもってこい
数台に1台は前に抜かして入ってくるトラックもあるが 落ち着いてマイペースを崩さず 車検距離も十分にとる
前にも後ろにも初心者マークを付けているので下手くそな事は十分理解してもらっているはず。。。
私はスピード狂の素質ゼロなので90キロ〜100キロになると突然速くなったように感じる
おそらくリラックスして運転できるのは90キロ前後なのだろう
本当はもう少し速く走ったほうが良いのだろうが空いてるせいか左車線では迷惑はかかっていなさそうであった
助手席の妻は気を使って寝ずに話しかけてくれるが
①耳で聞いて②頭で理解して③自分の意見を口から出す この3つの行程が運転しているとできない
運転慣れしている方やタクシーの運転手さんにとっては朝飯前なのだろうが
私にとってはパニックを起こす寸前となる
しかしシーンとしている空間もそれはそれは嫌なので
できれば独り言を呟いていてほしい
"そうか そうか"と1人で頷きながら完結させる事は得意なので
ちなみに備え付けのドライブレコーダーも壊れているし 音響設備もないので音楽を流すには携帯で聴くしかない
子ども達も寝そうなので 私にとっては やはり妻の独り言がベストである
"適当にブツブツ呟いていて"
勿論そんなこと言う勇気はない
ペーパードライバーにとって高速道路の良いところは信号や急に人が出て来る心配がないこと
一般道よりも気にする箇所グンと減る
スピードと車間距離さえしっかりしていれば 他を気にする余裕が生まれる
幸運な事にお盆中でも夜中の東北道は空いていた
YouTubeで予習した
左足の位置が大体真ん中
サイドミラーを確認して後ろの車のスピードや距離を確認等
復習をしながら運転できた
だた左のサイドミラーを見て道端を確認する時に つられて少し左にハンドルを切ってしまうクセがある
これが1つの課題であることに気づいた
そんなこんなで無事高速も終了に近づく
大昔 学生時代に高速の出口付近であまりスピードを落とさずにいたら
横転しそうになった経験があったので
(出口付近はグルグル曲がる所が多いため)
しっかり減速して高速から生還
妻の実家に到着したのは夜中の2時過ぎであった
義理の母は 心配で起きて待っていてくれた
愛娘と可愛い孫を無事連れてこられましたよ と心の中でガッツポーズ
とにかく"オヤジの大冒険 ペーパードライバー実家に帰る"は成し遂げられた
帰宅時も ドタバタドライブは続いたのでまた落ち着いたら書こうかと思う