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【 子どもに、どう性の話を伝えていくの?】 夏目江理(なつえり)

私がかつて在籍していたSM店で、

お客さん待ちをしていた女王様が衝撃発言をしました。


「マイコプラズマ、ウレアプラズマって性感染症知ってる?」

「肺炎とはまた別なんだけど...」

「標準的な性病検査には項目が入ってないけど、最近流行ってるんだよ。」

「だから、検査ができるクリニックを教えてあげるね〜」

聞いたことない!とびっくりして

調べてみたら本当に流行りの感染症らしく、

淋病やクラミジアとよく似たものである、とのこと。



あまり知られていない病気ということもあって、

ふつ〜の検査をやって「陰性だったから大丈夫」

と、放置すると男女ともに不妊の原因にもなるんです。




で、

私はそのとき、軽く絶望しました。 


【そんなこと、誰にも教えてもらってない...】

【というか、一般人が情報収集するのって難しくない?】

【私はたまたま知れたけど、ほかのみんなは、一体どうしてるの?????】 


そもそも学校の教科書で、

性感染症の種類なんて

そんなに詳しく教えてもらいません。


「妊娠するまでの過程」の

セックスの話もがっつりしないですし...


大人になって性生活が発生してからも、

ほっといたら誰かが自動で勝手に

教えてくれるわけでもないし。



検査するのは、だいじです。

でも、

「なんでそもそもだいじなの?」

この部分って、理詰めで説明しても

全然腑に落ちないんですよ。



特に、セックスというものが

大切な人の心身にガッッツリ関わるって腑に落ちないときには。

あるいは、

セックスというものが

何か別の、切羽詰まった感情と結びついてる時には。




ところで私は、

「ちゃんとエロいことを追求してきた大人」

が好きです。笑



とくに、私が信頼している性教育者の先生たちって

生涯セックス!を掲げてヌードフォトを楽しんでいたり、

縄を習っていたり、

【理屈じゃなくセックスを楽しむ人のリアルな気持ち】

に寄り添って、教壇や学会で発信しているから。




そんな先生たちが草の根活動をしているなかで、

居場所がなく、ホストにハマり、お金のためにパパ活している10代の女の子が

「性病になってることは知ってるけど、太客パパがこのニオイが好きっていうから、あえて治療しないの」

と決めていたり。


「セックスをすることで居場所ができるからしてるけど、検査や治療をするお金をもってない」

という子がいたり。

そんな子に、ただただ【リスクのあるセックスをするな】と言っても、響くわけがないなと思いました。

というか、私にも響きません🫠笑




でも、結構相談されるんです。

「子どもがそろそろ性に関心をもつ時期だけど、

おすすめの本とかないかな?」って!



本を読んでもらうのもいいのだけど、 

自分だったら、身近な大人に、なんて言ってもらいたいだろう。

どんなふうに性を語ってほしいだろう。 

そう考えた時に、公私ともにお世話になっていて、信頼している 倉持 亜希子 さんが

「親御さんが、自分の言葉で、子どものために性を語る機会をつくりたいな」

と伝えてくれて、

私が望む性教育って、それだなぁ。と、痛感したんです。



たどたどしい言葉であっても、

顔が真っ赤になっていても、

相手を想って伝えようとした言葉には、

愛情が宿ると思う。 



「わたしの体を大切にしなかったら、悲しむ人がいるんだな」

「セックスはコミュニケーションのひとつなんだな」

と、おぼろげながらに伝わったら、

その後の判断が変わるかもしれない。


大人も、その言葉を見つける過程で

自分ってこんなこと考えてたんだな〜

と、発見があると思う。 



冒頭の、はやりの性感染症についての情報も、

「自分と相手のために検査をしておこうかな」と腑に落ちて、

定期的にクリニックに通っていたら、

どこかで耳に入ってくる情報になるかもしれないから、

自分の身を守ることにもつながる。



だからこそ、親御さんや身近な大人が

「そもそもいったい自分は性をどうとらえてるのかな?」

と、整理する機会をつくりたいんです!



...そこで、 倉持 亜希子 さんと企画を立ち上げました。

ワークショップ形式で、性について語り合って

そのまま、おうちで子どもと話す練習もできる会です。



"【7/4 講座開催】こどもに伝えたい赤ちゃんとSexのこと"

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\ 第1回ワークショップ開催内容 /

日時:2023年7月4日(火) 11時~13時

場所:アットビジネスセンター池袋駅前別館601号室 (池袋駅東口より徒歩30秒)

対象:性教育について悩んでいるママ

内容:

ワークシートを使って、

・親として伝えたい性の知識

・子どもへの願い

・子どもが相談しやすい環境づくり

などを考えます。

参加費:5,500円(税込)

定員:6名

持ち物:お飲みもの・筆記用具

申込方法:下記Google formより

https://bit.ly/3Nyb7iA

支払い方法:PayPalまたは銀行振込

問い合わせ先:oyaco.assoc@gmail.com

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私たちは、医師や学者さんではありません。

(現在、資格の勉強も同時進行で行っていますが)


ただ、お伝えする情報は、責任を持って

しっかりエビデンスをとったものにします。


また、自治体や学校の性教育の場ではなかなか話しにくい

・パートナーシップのこと

・仕事のこと

・性生活のこと

・純粋に性を楽しむこと

など、総合的に話せる場なのがメリットです。 



ワンオペで育児をする友人ママと話していて、

やっぱり話せる場がないと悩んでいる方も多い。

(今回はそんなママの友人に告知文を依頼しました笑)



親御さん同士の横のつながりをつくりたい、

ゆくゆくは、みんなで協力して開催できるように

仕組みにしたいな、とも思っています。


まずは小さな第一歩ですが、

ぜひぜひ、私たちの仲間になっていただけませんか? 

居場所はいくつあってもいいと思います。



私自身も、いつかは出産育児をしたい。

そのために、たくさんお話も聞かせてもらえたらなぁと

楽しみにしています。



平日日中がいいかな〜とこの時間帯の設定にしましたが、

もし希望があったら教えてくださいね!



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\ 第1回ワークショップ開催内容 /

日時:2023年7月4日(火) 11時~13時

場所:アットビジネスセンター池袋駅前別館601号室 (池袋駅東口より徒歩30秒)

対象:性教育について悩んでいるママ

内容:

ワークシートを使って、

・親として伝えたい性の知識

・子どもへの願い

・子どもが相談しやすい環境づくり

などを考えます。

参加費:5,500円(税込)

定員:6名

持ち物:お飲みもの・筆記用具

申込方法:下記Google formより

https://bit.ly/3Nyb7iA

支払い方法:PayPalまたは銀行振込

問い合わせ先:oyaco.assoc@gmail.com

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よろしくお願いいたします。


追伸:

冒頭の女王様は....

「というか、そもそも感染しないようにプレイするテクニックもあるよ。」

と、お客さまをふわ〜〜〜といい気分にして差し上げながら、

自分の身も守るテクニックを伝授していただき...。笑

私は思った。

お姐さま、ついてゆきます。笑

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