Vol.24 Pay money To my Pain
どうもです!久です♪
レビュー24回目はP.T.P.ことPay money To my Painです◼️◻️
P.T.P.は高1の冬にHigh Speed BoyzのJINさんの事を調べてた時に偶然wikiで見つけ聴くようになり、初めて聴いた壮大でエモーショナルな「Pictures」と何もかも全て衝撃的だった「Paralyzed ocean」のPVを見て虜になりました。
P.T.P.を知った辺りからラウドロックシーンが賑わいつつある頃で、ヘヴィなサウンドでデスボイスやシャウトを導入したロックバンドをよく聴いたり耳にする様になりました。ポストハードコア(日本独自の名称だとピコリーモなんて呼ばれてます)なんかもメジャーシーンに出てきた時期だった気がします!
初めて聴いたアルバムは「Another day comes」と「Remember the name」と言う2枚のアルバムです!
「Another day comes」は2007年リリースの1st ALBUMです。シーンにとてつもない爪痕残した名盤だと思います❗️メタルコアやデスメタル(メタラーじゃないのでこの表現で合ってるか不安)などを思わせるファストな曲が多い、メンバー個々の高い演奏技術と中でも日本人離れした歌唱力をもつVo.のKの歌声は度肝を抜かれた野獣の様なデスボイスやR&Bシンガーの様にしっとり歌い上げるメロディセンスは凄すぎる✨
今でも自分が思う中でKを超えるボーカリストに出会ったことはない。
アルバム名と同じ楽曲「Another day comes」は激しいバンドサウンドの中にエモーショナルなKの声が響くミディアムナンバー
「Remember the name」は2011年リリースの3rd ALBUM、壮大で温かみがあるミディアムチューン「This Life」で幕が上がり、冒頭Gt.のPABLOが弾く透明感のあるアルペジオから怒涛のバンドサウンドに変わる「Weight of my pride」 シンセやボイスエフェクトを使ったエクスペリメンタルな「Deprogrammer」
Kのブルータルなデスボイスと轟音なサウンドが響くファストな「Greed」 10曲目「Hourglass」からアルバム最後の「dilemma」まではボーカリストKによる圧倒的であたたかい歌声とメッセージを感じ取れる✨
本当にこのバンドは静と動を使い分け喜怒哀楽を表現する事に長けてるバンドだと思う。だから感動するし傷ついたら癒してくれる、何度助けられたか、もう感謝しかありません‼️
高3の夏に友人達と新潟LOTSのライブイベントNIIGATA Rock Museum 2012に行った時に初めてP.T.P.観たんだけど生で聴いた「Pictures」はもう言葉に出来ないくらい綺麗で感動したのを覚えている😭とにかくKの歌声はEMOくてたまらんのよ~
そして触れたくないが、P.T.P.のライブは必ずまた行きたいと思っていたけど、ライブを観た年の冬にKは亡くなってしまったんだよね......もう泣くしかなかいよ。最初で最後のP.T.P.のライブ....
信じたくないけどもうKはいないしライブも見れないけど彼らが生みだした作品は残って行くから一生聴き続けたいと思います。
Kの歌声を入れるはずだった製作途中のアルバムの楽曲にバンドゆかりのアーティスト達が曲に声入れ完成した最後の作品「gene」を2013年にリリース。Kの魂はこれからもずっと生き続ける❗️
最後まで読んで頂きありがとうございました!
それでは、また。