ごつい文法書:英文法の独習可能性
端的に言うと、包括的な文法書を自力で読みこなせること、辞書が読めること、この2点が英文法が独習可能かどうかを見極めるポイントです。
かの関正生氏も『真・英文法大全』を出しています。大西本であれば『一億人の英文法』がありますし、田中本であれば『表現英文法』があります。4技能急進派として知られる米原幸大氏による『完全マスター英文法』もあります。これらの本はページ数の非常に多い本ですが、通読を前提とした文法書です。読解文法の基礎という立ち位置ですが、『基本文法から学ぶ英語リーディング教本』もあります。
文法能力開発のコンテンツでは、『ゆっくりとしっかり学ぶ英文法』があります。
英文法が独習可能かどうかは、こうした文法書を読みこなせるかどうかに架かっています。これと辞書の読み込みができれば、文法問題集や例文集の解説や注釈では足りない知識を自力で補うことが可能になります。