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"ミニマリストをやめる"は自由

ここ最近、SNSやYouTubeでミニマリストネタを中心に発信活動していた人たちが、「ミニマリストをやめます」発言が続出。

ミニマリスト界隈の1つの変換期のようなモノだと思い、思ったことを書いていきます。

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YouTubeで投稿されている動画は、内容は見ていません。サムネイルとタイトルが目につきましたが、内容は見る必要がないと思い、終了。

動画の内容は、だいたい想像できますし、正直元々参考にしていた人でもありませんし、人気がある方かどうかも定かではありませんでした。

しかし今現在YouTubeで検索しても、それなりの再生数はあるみたいなので、それだけ注目している人も多いって証拠ですね。


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「ミニマリストっぽい」人が消えただけ

ミニマリストというブームが生まれて、現在までで大きいきっかけは2つだと思います。

第一次ブームは、佐々木典士さんの『ぼくたちに、もうモノは必要ない』きっかけ。

著者の佐々木典士さんがテレビ出演したりと、一気に世間に”ミニマリスト”という言葉が広まった第一次ブーム。この時は正直”ミニマリスト”というライフスタイルは奇異的な目で見ていた人が大多数だったと思う。テレビに出演しても、コメンテーターは、「異常だよ!」や「貧乏だからだろ!」というように、否定的なコメントしかしていなかったのを覚えている。

そして第二次ブームはミニマリストしぶさんの登場。

現在はYouTubeで動画投稿もされているしぶさんだが、最初期はブログとTwitterで活動しており、いわゆる”インフルエンサー”的な存在としてミニマリストを広めていた存在です。当時は”ノマド”という言葉も流行っており、何かと”身軽”をキーワードにしたモノが注目されていた時代だった。そんなノマドでインフルエンサーな若者たちが”ミニマリスト”に注目したことで、若い世代を中心にミニマリスト文化を知る人が増えていった。


そこから数年が経過した今はどうかというと、”ミニマリストに溢れている”という印象。その中には、ミニマリストになって身軽になり、好きなことに励んでいる人がいます。
しかしその一方で、とりあえずミニマリストになって、YouTubeという流行りに消耗した結果が、今回の「ミニマリストやめる」騒動?の実情ではないかと思っています。

元々ミニマリズムを身につける目的は、「モノを手放し、管理に必要な時間を削減することで、やりたいことに時間を使う」だと考えています。

先ほど名前を挙げた御二方は、”ミニマリスト”という生活スタイルを身につけたことで、ミニマリストを広めるための活動や事業など、新たな時間の使い方を実行しています。

しかし今回の「ミニマリストやめる」騒動で肩書を外した人の中には、「流行だからミニマリストになる→ついでにYouTubeデビュー→ネタが枯渇しやめる」というのが実態かなって印象です。

まぁとりあえず流行に乗っただけの「ミニマリストっぽい」人は、ネタに困って消えるしかないですよね。

それだけです。


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ミニマリズムは生き方の1つ

そして忘れないでほしいのは、”ミニマリズム”や”ミニマリスト”というのは、生き方の1つでしかないということ。

生き方を流行で真似て実践することは、悪いことではありません。
むしろ時代の流れを鑑みてチャレンジすることは有意義なことだと思います。

しかしながら、生き方というのは、文字通り”自分が生きていく指針”です。

そこには”真剣に向き合う気持ち”が必要だと思います。

チャレンジするのは良いことです。

ですが、遊び半分で向き合えば、真剣度が足りない人は振り落とされ、別の道に進むしかありません。

私も”ミニマリズム”な生活を送り続けていくつもりですが、歳を重ねていけば変わっていく可能性もあります。

しかしその時には、”ミニマリズム”で培ったモノをベースに進化していくと思います。

そうなれるのは、真剣に取り組んでいる人だけの特権だと。


生き方をネタにするのは、別に悪いことではありません。

あくまで真剣に取り組まないと、継続できない。

それだけのこと。


今回はここで。それじゃ。

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