MacBookの買い替えでデータ移行ツールを使わなかった理由
新しくMacBook Air(M1,2020)を購入。先代MacBook(12inch,2015)からデータ移行するにあたって、今回はマニュアル(手動)での作業を選択。
約6年使用したMacBookからのデータの引っ越しなので、データ量も膨大ながらも、なぜマニュアルを選んだのか。
備忘録、同様の人へのヒントとして、ここに残しておく。
移行アシスタントを使わなかった理由
・今は使っていないアプリやデータを移行したくなかった
最大にして唯一の理由がこれです。
私がMacを使い始めたのは2013年。
今回のMacBookは実に4台目になるわけですが、今までのMacBookには初代から引き継いできたアプリやデータが保存されていました。
しかも中途半端に削除したせいで、無駄なデータが結構存在していて嫌だったんです。
しかしAppleがデータ移行として用意している「Time Machine」や「移行アシスタント」を使うと、基本は先代のMacのデータが移し替える形になってしまいます。
移行の際には、データの選定ができないシステムになっていて、移行したくないデータは事前に消すしか対策がないという痒いところに手が届かない仕様だったわけです。
そうなってくると対策は「手動でデータを移行」か「無駄なデータを削除し、ツールで移行」で、私は前者で移行することにしたわけです。
マニュアルで移行したデータたち
・書類データ
・ピクチャ(画像)データ
・ミュージックデータ
これらのデータをどうやって移行させたのか。
3種類のデータの容量は200GBを超えていたので、外付けSSDにデータをコピー。
すごくシンプルな方法で、データを新しいPCに取り入れました。
※AirDropは時間がかかりすぎるのと、大容量は失敗しやすいので避けておいた方がいいです。
アプリやデータはどうしたのか?
ここの作業内容もすごくシンプルで、再インストールと同期で解決しました。
アプリは先代のMacBookを見ながら、直近で使っているアプリだけ新しいMacでインストール作業を行うという超簡単な作業です。
使っていないアプリを最初からインストールしないでおけば、無駄なデータが溜まらなくなったので良かったです。
その他のChromeや純正メモアプリなどのデータは全てサインインによる同期で解決。
私はけっこうApple純正アプリを使っているので、アカウントによる同期だけで、データが今まで通りに表示されるので、すぐ終わっちゃいました。
初期設定は忘れずにやっておくべき
新しいMacを新規で立ち上げる際に、データを引き継げば設定項目も引き継がれます。
ですがマニュアルでデータ移行した場合は、当然初期設定はしないといけません。
すべてを書くことはできないが、特にこだわっているポイントを紹介しておこうと思う。
・Finder設定
Finder→表示オプションを表示→「表示順列」を「変更日」に変更
この設定を行うことで、ファイルやフォルダが自動的に整理されて、左詰に表示されるようになります。
「変更日」の部分は、「作成日」など項目は複数あるので、使いやすい設定が簡単にできるようになっている。
ファイルの表示をキレイにしておきたい人におすすめの設定。
・Dock設定
環境設定→Dockとメニューバー→「Dockを自動的に表示/非表示」にチェックを入れて完了
Dockとは上記画像のようなよく使うアプリをまとめた機能なのだが、初期設定のままだと常に表示されている。
この設定状態だと、常にアプリアイコンが表示されてしまうので、ノイズに感じることもある。
しかしこの設定を行うことで、カーソルをDockを設置している場所にもってくると、ピョンと出てくるようにできます。
コーディングやテキストベースの作業などでは、できるだけ画面を広く展開したいという人に向いている設定です。
0からMacを作り上げてみて
以上が新しいMacへの移行作業の内容です。
過去のMacにあった不要データとおさらばできたおかげで、容量の使用量もぐっと減り、無駄な更新通知からも解放されたので、使いやすい新しいMacが完成。
「Time Machine」や移行アシスタントは便利なツールだが、まっさらな環境や必要最低限な環境を作りたいっていう人は、手を動かす必要はあるが、マニュアルでのデータ移行をおすすめする。
現在のMacBookは自身で容量を増やすことはできず、購入時に選択するしかできず、容量に対して値段は相場よりも高めに設定されている。
どうしても容量のアップデートを選ぶのは割高な現状。
できるだけ最小構成で購入したいなどの方にも、買い替えのタイミングに、データとアプリの見直しをしてみると、案外イケるかもしれない。
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