京都⇄東京二拠点ライフをはじめたきっかけ
私住まいは東京ですが、もう一つ拠点として、京都にも自分たちの住まい、部屋がありまして、そちらと行ったり来たりしています。ゲストハウスをやっていますので、今東京にいる時間の方がかなり多くなってしまったんですが、そうは言ってもですね、隙間時間、隙間の日程を見つけては、京都の方に行っています。
京都に行って何してるか
東京と京都に二拠点ライフやってますって言うと、
え?京都?京都なんか行って何やってるの?
とか、
京都行っても外国人がいっぱいで混んでて、なんか大変なんじゃないの?とか。よく言われます。
京都イコール修学旅行のイメージ持っている方って多いです。その清水寺だったり、観光スポット、有名な神社仏閣とか。なんでわざわざそんな混んでるところに行くの?みたいな感じです。実際は、京都に行って何してるのかって言うと、のんびりしています。
たまたま見つけた私たちの部屋は東山の清水寺、南の方を見るとですね、伏見城、伏見城を模した伏見城、ハリボテの伏見城ってのがあるんですけど、その辺まで見渡せるベランダがあります。京都タワーも見えます。その眺めを見ているだけで、鴨川だったり高瀬川だったりとか、そういうのを見ているだけで癒される。山と川が近い。空気がやっぱり違うんです。
京都に行くと、のんびりして、おいしいパン屋が多いので、パンを買って、コーヒー入れて、外を眺めて、ぼーっとしたり、なんかそんな感じで過ごしています。
あとは鴨川ランニングです。京都トレイルもいきます。山が近いので、いろんなところから、山登りというか、山に入って探索ができるルートが京都にはたくさんあるので、そういうのを楽しんでいます。
そもそもですね、二拠点ライフをどういうきっかけではじめたのか、については、コロナがなかったらきっとこの二拠点やってなかったなというふうにははっきりと思っています。
関西に頻繁に通っていた
コロナがひとつのきっかけというか、後押ししたかなというふうには感じておりまして、2020年コロナ禍で私たちは在宅勤務になったんです。当時は会社員だったんですけど、在宅勤務になって会社に行かないけど、平日はお仕事を家でする。オフィスに行ってたらまだよかったんですが、在宅勤務になって、職場の人間たちと会わない状態で働くということが、なんか私にとってですね、ものすごくストレスだったんです。
顔を合わせてたら、直接会って仕事を一緒にやるって言うんだったら、まだなんとかなったんですけど、顔を合わせないでメールだけとか、なんかですね、これって一体何なんだろうっていうぐらい私はなじめなかったです。職場の環境、人間関係に限界を感じていたこともあって、在宅勤務になったことで、その気持ち、一層さらに強まって、もうその職場からは離れた方がいいんだなと確信しました。なので、会社員を卒業しました。
時間的にとにかく自由になったわけです。さらに、訪日外国人も全然来なくなってしまい、ゲストハウスももうほとんど予約が入らない。ステイホームと言われながらも、自己責任の範囲で国内旅行いろいろ行きました。
四国だったり九州だったり、京都、大阪、奈良、和歌山とか、西の方へ回ってたんです。那智の滝というのが、皆さんご存知だと思うんですけども、そこが、西国三十三所観音霊場一番目の札所でした。一緒だった夫がそういう札所巡りが好きで、せっかく一番来たから、これ巡礼を始めよう!という話になってしまい、そこから三十三所巡りがスタートしてしまいました。
西国三十三所札所巡りとまいまい京都
西国三十三所なんで、もちろん関西方面なわけですね。京都、大阪、和歌山、滋賀、兵庫、岐阜もあるのか。その辺一帯の三十三所を、札所巡りをスタートしてしまったわけです。
2021年になってからも、かなり足しげくですね、関西に通ってました。その時は主に京都の駅近のビジネスホテルの少し広めの部屋、当時まだプライスもそんなに高くなかったので、そこを予約して新幹線で行って、巡ってました、西国を。
さらに、まいまい京都にハマってしまいました。街歩きのツアーでいろんなプログラムが2ヶ月前に発表されて、予約を入れて、自分の好きな街歩きのガイドさんと、かなりディープにですね、いろんな観光地というよりも、例えば京都の御土居を巡るツアーとか、かなりマニアックなツアーが多くて、そのまいまい京都の中でもブラタモリでもガイドとして何回もで登場していた梅林さんという方がいて、その方のツアーがとにかく面白くて、必ず参加していました。2021年は、それでかなり京都に通っていました。
ドラマ「京都人の密かな愉しみ」
そうこうしているうちにNHKのドラマ「京都人の密かな愉しみ Blue」という連続ドラマではなくて、不定期に放送されていたドラマなんですけど、それをたまたま見てしまって、ものすごく面白かったんです。
半分ドキュメンタリー、京都の土地だったり季節だったり風土を紹介するドキュメンタリーと、あとドラマが進行するんですけども、それがですね、もう素敵すぎて、映像もそうですし、そこにいる京都で暮らしている人たちの様子、またそのドラマ登場人物のキャラクターとか、音楽も全てが素敵すぎて、
もうこれ絶対京都に住むしかない
って思っちゃったんです。
で、それを夫に話したら、夫は
いいじゃんいいじゃん
ってすごくノリが良くて。
京町家をうまく改装して、それを販売したり賃貸に出したり、あとマンスリーレント、古い京町家をモダンに改装して賃貸よりは短い期間契約でレンタルしている八清という不動産会社があるんですけども、そこの京町家の物件を見つけました。
もともと不動産を見るのは大好きなんですけど、その八清さんの物件、今でもですね、毎日毎日ホームページ、1日に何回もチェックしちゃうんですけど、そこの京町家ちょっと値段は高いんですけども、そこを借りることにしました。
そのときに不動産会社八清の担当スタッフさん、メールだけのやりとりだったのですが、なんかこの担当の方いいなー、なんて思っていたら、なんとその方、まいまい京都の街歩きのツアーのスタッフもやったんです。珍しい苗字の方で、ある日参加したまいまい京都のツアーの同行スタッフさんが同じ苗字で、
あれ、なんか名前が同じだけど、まさか同一人物???
とツアーの間、ずっと気になっていて、休憩タイムのときに、思い切ってたずねてみたらビンゴでした(笑)
そういう偶然の出会いみたいなのが重なって、やっぱり京都に暮らすってきっと今来てるんだろうなって勝手に思って、京都と東京の二拠点暮らしが始まりました。
東山を眺める部屋との出会い
はじめは京町家を改装した、一軒家に暮らすっていう想定だったんです。お値段が高いから期間は限定して、半年くらいかな、と考えていました。けれども、その後に、同じ不動産会社からめちゃくちゃ眺望のよいマンションを見つけました。ちょうど東山が見れて高瀬川と鴨川がベランダからよく見える。結局京町家は期間限定で借りて、マンションを長期で借りることにしました。2022年3月のことです。そしていまにいたります。
例えば桜の時期とか祇園祭りの時、五山の送り火の時、大晦日、そういう節目節目でも行きます。私たちの東京のゲストハウスに来てくれたアメリカ人が、リピートみたいな感じでまた日本に行くよ!って連絡くれて。彼らも京都にも行くっていうから、京都で会って、ちょうどそのタイミングが祇園祭りだったので、一緒に祇園祭り場所取りをして見物したり。そういうこともしてます。
自分の時間、スケジュールを確認して、フラッと行ける、新幹線だけ乗って行っちゃえばいい。そこでのんびりしてまた帰ってくるみたいな、気分すごくリフレッシュします。
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