
じぶんがゲストだったら滞在する部屋とホストにはこうあってほしいよね基準
わたしたちのゲストハウスは Airbnbに選定されたゲストチョイス(Guest Favorite)です。
でもそうなるためにはどうしたらいいか、教科書やお手本はなくてじぶんたちなりにどうしたらいいのか試行錯誤でやってきました。
じぶんがゲストだったら
滞在する部屋と
ホストには
こうあってほしいよね
という基準で運営しています。
すべてのゲストがお行儀の良い、ルールを守る方ばかりではありません。
民泊オーナーさんたちのSNSをみていると
タオルまた持って行かれました
食器が汚れたまま放置でした
部屋でタバコ吸われてました
布団に吐かれてました、、、しかも隠蔽工作されてました
こんなつぶやきをみることは少なくありません。
オーナーさんたちもいつも頻繁にこのような「事故」にあっているわけじゃないけど、たまにこんなひどいことが発生すると、SNSに書いて共有したくなるんだと思います。
ラッキーなことにわたしたちはこういうトラブルにあったことはないです。
ゲストに恵まれている、ということもあると思います。
でも運営する上で、わたしたちの部屋をリスペクトしてくれないような使い方をしそうなゲストをあらかじめ寄せ付けない、予防はしています。
コロナがまだ明けていない2021年の春。ゲストハウスの予約もほとんど入っていない時でした。日本人の女性2人から4泊で予約が入りました。飲食店は営業自粛しましょうと言われていた時期だったので、民泊界隈では学生さんたちがレンタルスペースや民泊を利用してパリピと化し、騒音で近隣からクレーム、といったトラブルが多発していました。
久しぶりの予約はありがたい。
でも、飲み会されるのは勘弁してほしい。
そしてそれを見逃すほどわたしは寛容ではない。
チェックインで現れた若い女性のゲストに、わたしは挨拶し部屋を案内しました。そして、困ったことがあったらいつでも連絡してくださいね、
と言いました。
ほどなく、ゲストのお友達が、部屋を訪ねて来ました。
これはなにか手を打った方がよさそう、と思い
わたしは近所のカフェへ行き、お菓子を調達。
ゲストの部屋のチャイムをならしました。
部屋はいかがですかー?
近所のカフェで人気のお菓子買って来たんです。
よければ、いっしょにコーヒー飲みませんか?
と誘いました。
すると、ゲストさんが、
あのー、じつは急に別の用事ができてしまい、すぐにチェックアウトし
て、別の場所に移動することにしました。キャンセルできますか?
と言うのです。
そうなんですか?!何か問題がありましたか?大丈夫ですか?
というと
本当にすみません。もうすぐ行かなきゃいけないので、チェックアウトします!
と3人で出て行きました。
おそらくホストが管理人みたくいたことに驚いたんだと思います。
民泊の運営は遠隔で管理されてることが多いので、そういうリスティングはホストには会うことはありません。しかし、わたしたちの部屋は違います。着いたらいきなり人がいたので計画が狂ったんだと思います。
このとき、わたしは
自分たちの大事な部屋をじぶんたちでちゃんと守った!よかった!!
と思いました。
ゲストハウスのルールに
予約した方以外の部屋への宿泊滞在はご遠慮いただきます、
とか、
パーティ等の目的での滞在はご遠慮します、
と書いてあります。
でも、ルール違反されたあとで対処するより、その前に防ぐ。
パーティ目的のゲストを寄せ付けない。
そのほうが気持ちヘルシーです。
そして、ルールで人をコントロールしようとするとき、それを受け取った側は気分がいいものではありません。なので部屋に注意事項、禁止事項の貼り紙はしません。
No smoking
Please be quiet
ハウスルールのバインダーにまとめて入れて、チェックインの案内の時に見てください、って触れる程度です。
ルール違反してないうちから、ルール違反するなよ!
って警告されてcomfortable な気持ちにはなりません、じぶんだったら。
じぶんがゲストだったときに気分が萎えることはしない。
じぶんのゲストハウスをじぶんで守る、これ大事なことです。
#何歳からでも挑戦できる
#複業
#インバウンド
#民泊
#インバウンドビジネス
#東京
#観光
#ゲストハウス
#自分株式会社マガジン
#不動産