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事務所別 THE SECOND 2024 予選通過具合調査

 先日、THE SECOND 2024にてベスト8出場者が確定いたしました。この大会はトーナメント形式ではありますが、ベスト8からは全国放送されますので、他の大型賞レースで言うところの決勝進出者が確定したと言えます。

 私は大型賞レースの決勝進出者が決まると、どの事務所の芸人がどれだけ勝ち上がったかを一覧にしたくなる病に侵されておりまして、THE SECONDも昨年から一覧を作っております。

 もちろん、今回もやってみました。他の大型賞レースと同様に、まず勝ち上がった組数の一覧、それから各事務所の全参加者を100%として、何%の組がどこまで勝ち上がったのかを一覧にしてあります。

 それでは早速、勝ち上がった組数の一覧からご紹介いたします。

各事務所芸人による各予選の進出組数一覧

 今大会ではシード権を設けてありまして、優勝者を除く昨年のベスト8進出者は選考会を免除され、ベスト32から参加できる形となっています。ただし、出たいなら選考会に出てもいいという不思議なシード権となっておりまして、実際にマシンガンズが参加しております。そのため、マシンガンズ以外の昨年ベスト8の面々は選考会の数値にカウントされておりません。ちなみに、シード権を持った人が選考会に出ても審査の対象にはならないようで、事実上のエキシビジョンです。

 そこを考慮しても、昨年同様、今大会でも吉本興業が最も参加組数の多い事務所となっております。ただし、他の大型賞レースに比べて、そこまで他を圧倒する数ではないのも昨年と同様です。

 コンビの長い漫才師が参加できる大会ではございますが、他の大型賞レースと同様、小さな事務所でもそれなりの参加が確認できます。ちなみに昨年の参加事務所数はフリーを除けば27、今年はフリーと不明を除けば25となっていて、微減しています。ただし、今回は決してメジャーとは言えない事務所所属の芸人が選考会を勝ち抜いており、事務所の規模は必ずしも関係ないことが見て取れます。

 ちなみに、「不明」は所属事務所を調べても分からなかった組です。ただし、THE SECONDは今のところプロのみ参加が認められておりますので、恐らくはフリーなのではないかと思われます。

 続いて、各事務所の全参加者を100%として何%の組がどこまで勝ち上がったのかを示した一覧です。

赤い数字はベスト32が上位5事務所、ベスト16が上位3事務所、ベスト8が最も多い事務所
(単位は全て%)

 そもそもの参加組数が少ないため、吉本興業以外の事務所は1組でも選考会をパスすれば高い勝ち抜き率を叩き出す形になっています。

 注目はマセキ芸能社でしょうか。マセキは他の大会でも参加組数の割に高い勝ち抜き率を誇る少数精鋭の事務所でございますが、今回はハンジロウがベスト8まで勝ち進んだため、勝ち抜き率は50%となっています。オフィスまめかなは唯一の参加であります母心がベスト16に進出したため、ベスト16までの勝ち抜き率は100%となっています。

 今回の調査は以上となります。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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