エシカルな人生観ってそんな甘くないけど
最近の私の価値観について
大学後半から就職、卒論に至るまで私の関心は「エシカル」にある。
最初からそんなに意識が高かった訳ではないが、大学の授業でNGOの先生と繋がってから私の人生が変わった気がする。
今私がしたいことが明確になった感じ。
「持続可能な地球」を作るために自分にできることがある、と気づいた。
このままだとやばい、間違った方向に進んでいってしまう、と何と無く感じているこの危機感を放置せずにいられるのであればその人生のほうがいいと思った。
持続可能な地球には色々な矛盾がつきまとう。
・利益追及型の資本主義経済の中で消費、生産活動は辞められない
・マーケティング手法としてエシカルを取り入れても実態が伴っていないこともある
気候変動問題についても、
・地球全体で二酸化炭素を減らす条約の合意が取れない
・火力発電から発電方法を変えるのは容易ではないし、原発を増やすことは新たな問題を抱えることになる
・多額の研究費を費やさなければ新しい技術は生まれない
・先進国と発展途上国の間で排出量、リソースに差がありすぎる
など、事実、現状を見れば環境問題の解決は難しい。
それでもその事実を受け止めて解決方法を考えたり、自分の生活を見直したりすることでしか前進しない。
ヨーロッパでは市民の生活に当たり前にエシカルが根付いているし、政府の政策も実態を伴っている。
世界のトレンドとも言える「エシカル」にどれだけ日本の企業や政府がついていけるのか、今後に期待。
自分でももうちょっとできることを考えようかな。