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イギリスで感じる日本。


一通り、私の事を綴ったので(苦笑)この記事からは、日々感じた事をつらつらと綴っていこうかと思う。


タイトルを見て、「?」と思われるかもしれないが、答えは写真の「桜」の事である。


ウチの家の庭には、桜の木がある。
つか、引越してきた時に植えた。枝垂れ桜だ。
庭に桜を植えた理由はただ一つ。

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(写真撮影:4月20日)



花見がしたいから(笑)


イギリスに移住して、恋しくなるのは日本のアレコレ。
食べ物や、テレビ番組や、お風呂やイロイロ。

ただ、今となっては、そんなに日本食に拘る事も無くなったし(というか、日本食の材料は、当地では輸入品の為、バカ高い。つかボッたくり)、テレビ番組も、今はほとんどチェックしなくなったし(YouTubeは見てる)、
お風呂に関しては、そもそもこちらのバスタブは日本のそれと違って浅すぎて肩まで浸かれない(体を完全に浸けたかったら、棺桶の中のミイラよろしく、バスタブの中で横たわらないと無理)

と、まぁこんな感じなのだ。

移住して数年は、躍起になっていたし、色んな事が違いすぎて、怒ったりガッカリしたりと、メンタルがヤられる事案が多かった。
移住して最初の家は、賃貸だったから、壁に釘も刺せないし、夫が一人暮らしで借りていた小さなコテージタイプの家だったので、何かと大変だった。

しかし、私が永住権を取得したと同時期に夫が家を買った。

家を買った(2回言った)

念願の持ち家である。
少しリノベが必要だったが、園芸業者に桜の木を植えて欲しいと希望を伝え、そして庭に植えられたのが写真の枝垂桜だった。
若木を植えたので、数年は添木に支えられて頼りなかったのが、年々大きくなっていく桜の木。
その桜が、毎年少しずつ大きくなり、春になると蕾を付けて咲いて。


桜を植えて以降、私は毎年イギリスにいて日本を感じる事が出来るようになったのだ(春限定ではあるけれど)


桜の開花は、日本より遅いけれども。
庭の桜が咲き始めると、自然と頬が緩むのだった。

今年も、綺麗に咲いた桜。
来年こそは、友人達と自宅で花見がしたいなと思う今日この頃である。