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Buddy the Beagle


ビーグル犬・Buddy(バディ)は、レスキュー(保護)犬でした。
彼が我が家にやってきたのは、私が渡英して1年とちょっとが経った頃。
その頃の私は、仕事を探しても上手くいかず、英語も今程話せず、現地にまだ友人も居なくて、兎に角、鬱寸前まで行ってたのです。

そんな私を見兼ねてか、夫が「犬を飼わないか?」と言ってくれて。
子供の頃から犬を飼うのが夢だったけど、ずっと親に反対されてた私は、二つ返事で夫に同意し、それから二人で、どの犬種の子をウチに迎え入れるか話し合って。スヌーピーが大好きだった私に、夫がビーグル犬を提案してくれて、ビーグル犬の保護施設を訪れて出会ったのがBuddyでした。

Buddyの前の飼い主は、Buddyがパピーの頃、子供へのプレゼントにした後に離婚、子供を引き取った母親がBuddyまで面倒が見れないから…と、施設に持ち込みました。当時、Buddyは1才4ヶ月。

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(写真:我が家に着いて、家中の匂いをチェックしているBuddy)


私達を完全に信用してくれるまで、時間が掛かったBuddy。
飼い主初心者の私は、何度か心が折れそうになりながら、夫と一緒に、躾やトレーニングや、何がBuddyにとって最良なのかを探り。
そして今では、我が家の不動のセンターになりました(笑)

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(写真:すっかり寛ぎモードw)


そんなBuddyの右肩に脂肪腫(良性)が出来て、2回の切除手術をしたにも関わらず、脂肪腫の成長が止まらず。そんな中、癌を発症。2度の抗癌治療を経て完治後、脂肪腫の切除に伴って、右前足の切断を余儀なくされたのは、3年前の11月末の事。

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(写真:術後2週間のBuddy)

大手術を乗り越えたBuddyの生命力の強さと、新しい環境に順応する能力の高さに、ただただ敬服するばかりで。
この子は、何があっても守り切らなきゃいけないと、改めて思ったのです。


Buddyは偶然にも、私が渡英した2008年7月生まれ、彼の年齢は私の渡英歴と同じ。
そんな小さな奇跡も含め、Buddyと私は家族になる運命だったのかな…と思ったのでした。

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もっともっと長生きして、一緒にいてねBuddy!
I love you a lot!! xxx