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「漫画村」元運営者に19億円の賠償請求

2022年7月28日、KADOKAWA・集英社・小学館の3社は、海賊版サイト「漫画村」の元運営者に対し約19億円の損害賠償を求めて訴訟を起こした。訴訟の対象となる漫画は「ONE PIECE」や「キングダム」など17作品。2017年6月から2018年4月までの総アクセス数(5億3781万回)と作品の販売価格から被害額を推定、損害賠償額を19億2960万2532円とした。

28日に実施された記者説明会で、一般社団法人ABJ(Authorized Books of Japan)の広報部会長兼法務部会長・伊東敦さん(集英社編集総務部)が最新状況を説明。現在の海賊版サイト数は約1000、そのうち日本人向けが約170サイト、英語に翻訳されたサイトが約430、それ以外の他言語に翻訳されたサイトが約400ある。アクセス数上位の試算可能なサイトでタダ読みされた金額は、2021年で1兆19億円。6759億円の販売金額(紙+電子市場)を大幅に上回る被害を受けている。

※ 見出し画像にはPixabayのフリー素材を利用しています。

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