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スタンド・オフ・ミサイル部隊?

2022年12月16日に安全保障関連3文書が閣議決定され、敵基地攻撃能力(反撃能力)を担う「スタンド・オフ・ミサイル部隊」の設置が盛り込まれた。スタンド・オフ・ミサイルは離れたところから攻撃できる長射程のミサイル。3文書の一つの防衛力整備計画には、スタンド・オフ・ミサイル部隊として陸上自衛隊に地対艦ミサイル連隊(7個部隊)、島嶼防衛用高速滑空弾大隊(2個部隊)、長射程誘導弾部隊(2個部隊)を置くことが記述された。地対艦ミサイル連隊は、射程が1000キロ程度の「12式地対艦誘導弾」の能力向上型を運用。部隊配備には時間がかかることから、それまでの措置として米国製の巡航ミサイル「トマホーク」を導入して海上自衛隊が運用する。11月29日には、敵基地攻撃能力の保有に反対し12式地対艦誘導弾の長射程化の中止を求める抗議活動が、誘導弾を製造する三菱重工本社(東京都千代田区)前で行われた。

※ 見出し画像にはPixabayのフリー素材を利用しています。

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