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適性検査で社会不適合者だった私が「しごでき」と言われてびっくりした話

おつぱいん!
VTuber準備中のぱいんちゃんです!

8月10日の誕生日に華々しくデビューすべく、のんびーり準備を進めております。
(チャンネル登録してくれると嬉しい…!とても嬉しい…!)

就活でよく受ける適性検査の結果が悲惨すぎた

本日は最近のぱいんちゃんの頭の中であれこれ考えたことを言語化してみたいと思います。
就職活動においてよく利用される適性検査についてです。

というのも昨年末まで、1年ほど新卒採用のお仕事をしていました。
新卒で入社してから7年くらいずっとお客様(BtoC)に近いところにいたので、急に異なる領域を担当することになり非常に戸惑いました。

過去、就職活動を失敗した苦い思い出があり、就活がトラウマになってたんですね。
詳しくはこちらから。

学生さんに向けて会社説明会をしたり、面接したり、インターンシップの企画したり実際に動かしたりと、その辺りを初めてながら手探りでいろいろやっていました。
(今は別企業で採用アシスタントのパートをしています。トラウマだったのに面白いものですね。)

選考の中では、某適性検査も取り入れていて受検結果を参考にすることもありました。
でも、紙の上での数値は学生さんがお仕事をする上での実際の姿や資質を見極めるのに本当に適しているのだろうか、と疑問に思っていました。
まだ会ってもいない学生さんのことを、検査結果だけで判断することに対してなんだかモヤモヤしてしまって。
だから、ぱいんちゃんも学生さんと同じものを受検してみることにしたんですね。

結果、能力検査は普通だったのですが......
性格検査は様々な職務適性の項目においてほぼ底辺でした!わー!

10歳近く年下の学生さんの方が、よっぽど社会で働く適性があるわけですよ。
ぱいんちゃん、今までどうやって働いてきたんだろうって...。
何もかもが合わなくて向いてなくて、社会不適合者の烙印を目に見える形で押されたかのようで、もともと豆腐メンタルだったぱいんちゃんは見事にKOされました。

もともとメンタル激弱なのにさらに病む

能無しが面接担当してごめんなさい...
採用合否の判断してごめんなさい...
そんな人間が働いててごめんなさい...
お給料をもらってごめんなさい...
生きててごめんなさい...

今思い返すと、当時かなりメンタル崩壊してましたね。
ずーーっと苦しみながら仕事していました。

仕事がうまくいかなくて悔しくて情けなくて、職場で泣いたことも数えきれないくらいあります。
上司の前で「仕事ができないです〜」とガチ泣きしたこともありました。
やばい社会人すぎて、きっと読んでいる方はドン引きしていることでしょう。

朝仕事に行く前に泣き、通勤途中の電車の中でも涙が止まらず、職場でも帰ってからも永遠に自分を責めて傷つけてばかりいました...
そんな生活が1年も続きました。
職場だけでなく、夫や子どもの前でもずっと見苦しい姿を見せてしまっていました。

余談ですが、「職場 泣く」と検索すると、サジェストで「うざい」と出ます。
泣きたくて泣いてたわけじゃないんですけどね。
泣かなくて済む方法があればぜひ教えてもらいたかったです。
きっとぱいんちゃんにとっての、心の均衡をなんとか保つための防衛反応のひとつだったんじゃないかと思っています。
とはいえ、いつも泣いてばかりで本当に申し訳なかったです。
そういえば上司には「慣れた」と言われました。

病みすぎて退職を決意する

そんな苦しい中でも自分が納得いくまで仕事を続けたかったのですが(有難いことにメンヘラな自分でも1年くらい退職を引き留めてもらえていた)、このままだとガチで死んでしまうし家庭崩壊してしまうと思って、昨年末に仕事を辞める決断をしました。
おかげで今は毎日泣かない生活ができています。すごい。
夫婦喧嘩も明らかに減り、3歳の子供にもゆったりとした気持ちで向き合う時間が増えて、お仕事を離れたことは逃げみたいで悔しかったけど本当に正解でした。
今でも悔しいけど!

退職直前のリアルタイムなお気持ちはこちらの記事でも!

退職するときには、「いつでも戻っておいで」といろんな部署の方々から声をかけていただいてすごく嬉しかったです。
そして今でも一番心に残っているのがこちらのメッセージでした。

カロリーメイトは美味しくいただきました!ごちそうさまでした!

年末での退職故に、4月始まりの1年任期のお仕事を最後まで全うできなくて迷惑かけてしまったのに、こんな温かいメッセージをいただけました!
(私信届いているか不明ですが、とても救われました!ありがとうございます!またお食事行けたら嬉しいです!おぱんちゅうさぎ!!)

等身大の自分を見つめ直してみて

ぱいんちゃんにとって、いただいたメッセージの中の「お仕事ができて」が衝撃ワードすぎたんですね。

え!?「お仕事できない」ってずっとメンヘラってたのに、お仕事ができると言ってもらえているぞ!?とそのとき、ハッと目が覚めたような感覚がありました。
「そうか、自分は仕事ができないわけでも、価値のない人間でもなかったんだな」と気づくことができたんです。

それをきっかけに、フラットな目線で自分を見つめ直せるようになりました!びっくり!
自分の良いところもちゃんと認められるようになりました!すごい!

それまでは誰かに褒められてても「きっと社交辞令だ」「裏があるに違いない」と天邪鬼な自分を発動していましたが、今は以前に比べて素直に受け入れることができるようになった気がします。
褒められたら「褒めてくれてありがとう、嬉しいです」の気持ちを相手に真っ直ぐ伝えられたらいいなと思います。
きっと、今改めて適性検査を受け直したら、かなり違う結果になりそうです。

気づいたことはこんな感じ

適性検査はその人の特性を知るための一つの参考資料程度に留めて、実際にその人に会って対話していくことが大事なのではなかろうかと思いました。
ぱいんちゃんは極端な例ですが、全員が全員、自分のことを正確に理解しているわけじゃなさそうです。

とはいえ、自分自身に対して大きなバイアスがかかっている人間は、ぱいんちゃんみたいにメンタルが脆かったりあるいは白黒思考だったりするのかもしれません。
ある意味、適性検査はそんな人を炙り出すこともできるのかも、なんて思いました。

そしてもうひとつ、自分の良さや価値、得手不得手は、誰かとの関わりの中ではっきりと可視化されていくものなのだと知りました。
ぱいんちゃんはあまり人間関係の構築が得意でなく積極的に人と接してこなかったから、自分をバランスよく見ることができていなかったんじゃないかと思います。

これから自分とヘルシーに付き合っていくために

今後は、誰かからもらった褒め言葉は書き留めておいたり、心に残しておいたりして、宝物にしていきたいです。
躓いたり、自分に自信がなくなりそうなときに思い返すことで、自分をリカバリーするためのポーション的なものにもできるのかな、なんて思います。

でも驕らずに謙虚でもいたいので、加減が難しそうです。むむむ。

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