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ライブレポ お友達になりたいライブ
文責・専修大学落語研究会お笑い企画STRIPGUNCLUB 小林
記念すべき本格始動したwatch初めての依頼ライブレポはヒキチケイタ主催「お友達になりたいライブ」です。そのライブ内容とは想像を超えた長尺トークライブでした…。
ライブ概要
ヒキチケイタ主催「お友達になりたいライブ」~学生芸人のネタとトークライブ~
日程:9月5日(月)
会場:中野シアターかざあな
香盤
(アンケートの香盤をそのまま表記します)
OP
ネタ:伝書鳩
ネタ:ひっき
トーク:伝書鳩『仲良しの秘訣は??』
トーク:ひっき『ピン芸人、ひっき』
ネタ:月蝕
ネタ:シンデン
ネタ:信用性あるぜ・ないぜ
トーク:月蝕『大学の推しCPを語ろう』
トーク:シンデン『ネタが好きすぎるって話』
トーク:信用性あるぜ・ないぜ『休憩』
ネタ:はぐれポプラ
ネタ:ヒキチケイタ
ネタ:イトカワ
トーク:はぐれポプラ『HOKAZONO』
トーク:イトカワ『大学お笑いラストイヤ・今後』
ED(イトカワの2人と)
レポート
【OP】
お友達がいないのはTwitterが原因?!
ヒキチケイタさんとwatchにも所属している信用性あるぜ・ないぜの渡邉さんがMCで、香盤発表などを行うはずが…渡邉さんがヒキチケイタさんに友達がいないのはTwitterのせいだと言い出し、話はTwitterの話題へ。
またヒキチケイタさんのTwitterのみにとどまらず、この日は出演しないにも関わらず、中野117さん(ナイフとフォーク3年)のTwitterにまで話が飛び火。ライブ開始前から学生芸人の話が盛りだくさんのOPでした。
【伝書鳩 ネタ・トーク】
大声漫才・仲良しの秘訣・意外な同期の関係性
ネタ:ラーメンの食べ方で喧嘩する大声漫才
トーク:トークテーマの『仲良しの秘訣は??』に対してはっきりとがくとさんが「定期的に遊ぶこと」と素早く答えていました。また、今回出演しているはぐれポプラの金山さんの別コンビ、クラシキと伝書鳩でドライブに行ったことが明かされ、「金山さんがドライブ中もずっとツッコミしてた」と金山さんがプライベートでもツッコミマシーンであることが暴露されていました。それに対し、客席の1番後ろににいらっしゃった金山さんは「別にいいだろ!!」とツッコんでいました。客席からのツッコミを初めて目の当たりにした瞬間でした。
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【ひっき ネタ・トーク】
ニーパイポ
ネタ:空手の色々な型を紹介するフリップネタ
トーク:ひっきさんの学生芸人での遍歴を辿った後、学生芸人をしていることを親に内緒にしていることについてトークしていました。通っていた道場は経営難で潰れてしまったのに、道着が洗濯に出ている言い訳として、ゼミで使うという無理やりな嘘をついているそうです。今回のライブも中野でゼミがあると言ってきたそうです。その後、ニーパイポを披露してくださいました。ニーパイポ素晴らしかったです。
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【月蝕 ネタ・トーク】
大盛り上がりの学生芸人CP妄想
ネタ:島田紳助の枕営業を防ごうとする漫才
トーク:『大学の推しCPを語ろう』という話題に明るい田井中さんとヒキチケイタさんが意気投合し盛り上がっていました。出演しているシンデンについて「明るすぎる」と苦言をこぼす田井中さん。妄想をするには空白が必要であると熱く語り、BLというより関係性が尊いと繰り返していました。妄想は出演者にとどまらず、ヒキチケイタさんの推しカプのライオコット(GOC2年)へ。中村さんは可愛すぎて供給過多だという話になり、ここでもやはり空白がいかに大切かを2人は熱く語っていました。最終的には今でいう「芸人BL文化」はダウンタウンから始まったという話になり学生芸人にとどまらない2人のトークはまた後で楽屋で行うことになり終わりを迎えました。
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【シンデン ネタ・トーク】
本当にあった怖い話「どんぐり」
ネタ:すべらんなぁ漫才
トーク: ネタを作る時は、終電で公園に集合し、夜通し2人で、ネタを考えて摺合せるというネタの作り方を話した2人、直ぐに田井中さんが呼ばれました(流石に)。その後、深夜に公園であった怖い話を話していました。その日もいつも通り公園でネタ作りをしていると、どこからかどんぐりがとんできて、2人に当たったそうです。警察を呼ぶほど怖がったにも関わらず、その1か月後、ユクカハノナガレのカルマイさんから「あれ俺だったよ」とあっさり暴露があったそうです。どうやらカルマイさんは3メートル近く離れたところからどんぐりを投げ、2人にヒットさせていたそうです。ある意味怖い話でした。最後にYouTubeの宣伝をされていたので、最新動画のURLをのせておきます
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【信用性あるぜ・ないぜ】
初めて見る舞台上休憩
ネタ:本人希望により非公開
トーク:トークテーマが休憩である通り、ヒキチケイタさんが唯一のお友達である、信用性あるぜ・ないぜの渡邉さんと相方の鈴木さんにトークを任せ、しばしの休息を舞台上でとっていました。鈴木さんは「休憩っていうからなんも用意してきてないよ」と言いながら無料カンパ制の謎、必要性について語っていました。舞台上での休憩を初めて見ました。
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【はぐれポプラ ネタ・トーク】
ヒキチケイタのTwitter・知られざるHOKAZONO
ネタ:相撲
トーク:「M-11回戦突破とナイアマおめでとう!」という明るい言葉から幕を開けたトークでしたが、金山さんの「ヒキチケイタさんのTwitterを注意しに来ました」という言葉から話はトークテーマからかけ離れたTwitterの話題へ…。OPでも触れたいくつかの問題ツイートを上げられ叱られヒキチケイタさんは反省の様子を見せていました。その後は、トークテーマ「HOKAZONO」になぞり、外薗さんの過去などが語られ、「2股をしていた」という衝撃の事実が明かされました。そこから、学生時代の話になり、各々陽キャだったか陰キャだったかなどの話がされましたが、悲しいエピソードが多かったので割愛します!
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【ヒキチケイタ ネタ】
ザ・フリップ
ネタ:limに言葉をあてはめる
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【イトカワ ネタ・トーク】
ラストイヤー学生芸人と今後
ネタ:2次会ライアーゲーム
トーク:性格が良すぎるとヒキチケイタさんに太鼓判を押されている2人。トークの前半は奥林さんがこのライブで沢山叱られてしまったヒキチケイタさんを諭す場面が多く見られました。後半は大学お笑いラストイヤーである2人についてのお話。先日の大学芸会は惜しくも予選敗退でしたが、すがすがしい気持ちだったと仰っていました。お二人の進路ですが、奥林さんはプロに、塚原さんは大学院にとお互い違う道に進むそうです。元々4年生から本格始動したコンビだったそうですが、ネタは他コンビでは書かない奥林さんのネタだそうです。「本当はラーメンズみたいなネタがしたかった…」と仰られた奥林さんですが、大きな声が結局面白いことに気づいたそうです。
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【ED】
すっきりとした終演
そのままイトカワさんとMCの2人でエンディングを迎えました。
「ありがとうございました!」と大きな声で最後の挨拶をしたヒキチケイタさんは心なしかOPよりすっきりとした印象でした。ここからこのライブがヒキチケイタさんにとって大成功だったことが感じられました。
予想に反し、想像を超えた長尺トークライブとなった本ライブ。しかし、開場時から楽屋から出演者の方々の笑い声が聞こえ、トークも楽しくお話されていて、お客さんも楽しい気持ちになれる、素敵なライブでした。記事を書いている身でなんですが、ネタもトークも劇場で聞くのが1番だと思います…今回のレポで面白そうと感じた方は、是非劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか!