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ビジネスメールについて学んだら、Yes!アキトの凄さを実感した話


企業向け研修でよくある、メールのお作法みたいなトレーニングを受けた。
今更ながら学ぶところがあり、同時に一発で笑わせるギャガーすごい。と2度ハッとしたので書いていく所存。

「メールを送る相手の理解度をHigh、medium、lowに分類してみましょう」
講師はこう言った。

slackもSkypeもWebexのミーティングも、在宅勤務になってからたくさんやってた。
でもまだまだ社内ツールはOutlookが主流。

・頻繁にこの件で連絡をとっていたのか?
・Webミーティングで話をしていたのか?
・少し間が空いたけど、合意済みの過去のことについて確認したいのか?
他にもシチュエーションは無限大に考えられる。

相手と自分との関係性、
送るメールの内容や重要度、今まで話した頻度、全部コミコミで相手の理解度はどーなんだ?と聞かれると、自分は「一読してふぐわかるシンプルイズザベスト」を追求するあまり、諸々すっ飛ばしたメールを送って相手を混乱させていたのかも?!?!とヒヤリとした。

もちろん、数多のメールがやりとりされるから、すぐにわかることは大事だけど、原則であってマストではないのだった。反省。

話を戻して、じゃあなんでギャガーがすごいと紐づいたか。

いわゆる一発ギャグは、10秒前後の中にたくさんの要素が詰められた笑いだと思う。

・何を表現しているのか
・ものまねやアレンジ、替え歌の場合、何を「ズラして」「アレンジして」いるのか
・そもそも元の歌や人を表現できているか

ドラゴンボールを見たことのない小学一年生の前で、悟空のものまねをしても「何やってるの?」になってしまう。
見せる相手との共通言語やバックグラウンドが何かを知った上でのネタ選びも必要になってくる。

そんな中で、YES!アキトは相手の理解度がHigh、medium、lowのどの場合でも笑わせることができるネタをする人だなぁ。と思って脳内が色々リンクした。

余談だけれど、いわゆる「あるあるネタ」って「相手の理解度がHighであるものの最大公約数を探したらこうなりました!どうですか!」って感じしませんか?私はします。

◼️YES!アキトを知ったのは

おそばせながら今年の年末年始のおもしろ荘。
不思議な人がいるなぁというのがファーストインプレッションで、ダブルパチンコってどーゆーことやねん!と思ってた。

セカンドインパクトは、コロナ禍においてステイホームを求められていた時に、ロバート秋山目当てで見た爆笑ターンテーブル!
これがめちゃくちゃすごかった。沼の入り口。

「怪奇!YesどんぐりRPG」に出会った。

♩トントントントンひ孫2トン♩
文字に起こしても面白い。

何も知らずにフレッシュな状態で見れたからこそ、驚きと感動とびっくりの3拍子があった。
この人たち大好きと思い、録画したテレビを何度も何度も見て、
家族には若干ヒかれ、お笑い好きの友人からは確かにあれ好きそうと言われ、本当に好きなんですと目を輝かせて話していた。
本当のことである。

何が凄いって前提知識がなくても見られると言う所。麒麟川島さんのおっしゃるとおり。

短い時間でそこにあるものをイメージして相手に伝えて理解してもらい、その人の中にある思い出と瞬間的に照合させる。
少しずれているとか、思い出と一緒だとか、再現率の高さに感動したりする。


ただギャグに関しては感動ではなくて驚かせることがゴールなので本当に大変だと思う。

みんなが知っているアニメ、映画、エンターテイメント、歌を題材にするとどうしても二番煎じ三番煎じになってしまうけれど、そうなっていないのが本当にすごい。



今何をしているのかを言葉で言わずしぐさで見せている。
見ている人の中の何かと、YES!アキトが示している何かのずれに気づかせる。
面白いって言うのを5秒から10秒の間に見せている。
そして相手に伝わる形に仕上げている。
本当に凄いことだと思うし職人芸だと思うし人間国宝だなと思っている。

絶対絶対売れて欲しいし、この凄さをより多くの人にわかってもらいたい。
そう思って私はこのブログを歩きながら音声入力で入れています。

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