落語界等の大野暮将来妄想
三遊亭円楽の他界に伴い今後どうなるのか素人了見で妄想してみる。
1:円楽一門の今後
前回も書いたが落語協会とのごたごたにより主要演芸場の寄席に出演できなくなってしまった円楽一門(と立川流)だが円楽一門は円楽が落語芸術協会の客員となり新たな道を模索していた。
おそらくは笑点メンバーのツテかも知れない。離脱した落語協会に「もう一度入れてください」と頼み込むのは落語協会内のベテラン上層部がいい顔はしないだろうしそうなると芸術協会となったのだろう。
しかし、円楽は志半ばでこの世を去った。となると円楽一門は誰が舵取りを行うのだろうか?芸歴で言えば好楽、鳳楽あたりになるのかも知れない。だが円楽より年上の両名に無理をさせるのも酷な話である。
かといって40〜50代で知名度実績が伴い舵取りを任せられる中堅どころの落語家が円楽一門にいるかと言われたら若干頼りなくもある。
円楽には生前5団体の垣根を超えて落語家を一つにまとめたいという夢(野望)があったとも聞く。さすがに一つになるのは無理でも力を持たない2団体の落語家にも活躍の場が増えるような合流のきっかけは残って欲しいとも思う。
2:立川流
今回の一件は立川流にとっても対岸の火事というわけでもないように感じる。主力の志の輔、志らくが急な病に倒れたらどうなるのか不安はある。
談笑、生志あたりが引っ張っていくのだろうか。Yahooニュースの公式コメントでたまに見かける知性派の談慶あたりでもいいかも知れない。
あとは芸協に「円満移籍」した談幸と良好な関係を継続することもいざ合流となった際に重要になってくる可能性がある。
とはいえ芸協にしても一気に合流させたらてんやわんやになってしまうだろうし難しいところではある。
3:笑点の新メンバー
お待たせしました最も野暮な大野暮ゾーンでございます。メンバー唯一の80代の林家木久扇の交代も噂されているのでそれも含めて妄想してみる。
1人目:春風亭昇吉
メリット:東大卒で円楽の担当していたインテリ枠を担える
デメリット:芸協が4人になってしまう
2人目:立川晴の輔
メリット:立川流からの参加という原点回帰。若手大喜利での実績
デメリット:若干高年齢
3人目:春風亭一之輔
メリット:実績と人気の高さ
デメリット:多忙
4人目:林家木久蔵(木久扇の後釜として)
メリット:どこぞのベージュとは違って父がそこまで偉大過ぎないので気楽にやれる。2世はどうやったらしくじるか前任者が犠牲になってくれた
デメリット:視聴者の2世アレルギー
5人目:蝶花楼桃花
メリット:史上初の女流レギュラーという大改革。若手大喜利での実績。小遊三の隣に座らせてセクハラネタからのカウンターという流れ
デメリット:あまりにも冒険し過ぎ
6人目:柳家わさび
メリット:ポスト歌丸の確立。若手大喜利での実績。実は柳家はレギュラーでは長いこと出ていない(かゑる時代の鈴々舎馬風あたりまで遡る?)
デメリット:緑が既にいる
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