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「隣の席のUMA」のはなし

こんにちは。スナハラサハラです。
最近は新曲をちまちまと作りはじめています。

先週月曜日の更新を完全に忘れていました。
自分で決めた目標なのでしっかり守らないと……

2週間ぶりの今回は、初投稿作の「隣の席のUMA」について書いていきたいと思います。

尊敬するカルロス袴田さんにリツイートしていただいたり、子牛さんに何度かピックアップしていただいたこともあり、現時点で一番聴いていただいてる曲になっています。ありがたや……


曲のテーマについて

この曲は念願のボカロPになって最初の曲ということで、「スナハラサハラはこういう人間です、こういう曲が好きです、よろしくお願いします」という自己紹介ができるような曲を目指しました。

僕の性格として、自意識が強いというものがあります。相手にどう思われるか気にするあまり、人に話しかけられず友だちができなかったり、自己主張ができなかったり。やりたいことに挑戦することもなかなかできなかったりしたのですが、この度思い切ってボカロPとして活動するにあたり、踏み出したいけど踏み出せないジレンマとか、それでも踏み出せたときの嬉しさだったり、そういうことを最初の曲で表現するのが一番自分らしいと思いました。

それで、話しかけられなかった隣の人とか、外の世界のことをUMA(未確認生物)に例えて歌詞を書きました。

曲調について

「ドタバタしていて、ちょっとダサいけど耳に残る」っていうのを意識して作ることが多いので、それを前面に出した曲になっています(無意識になっていることもあるけど)。参考にしたのはナユタン星人さんとかフジファブリックとか、nano.RIPEとか。

当時は今以上に音作りやミックスがわからなかったので、シンバルがめちゃめちゃにデカくなっています。直したいところはいろいろあるけど、Cメロで拍子が変わるところとか、思いついた瞬間「これだ!」ってなったリフとかすごく気に入っていて、今聴いても好きと思える曲ができてよかったなぁと思います。

動画について

動画編集の技術がないのでとにかく枚数をたくさん描きました。ちょうど今単色シリーズのMVを作っているのですが、枚数が多い上に頭の中で大まかなプロットを立ててからその場のフィーリングで色々変えたりしてるので、絵柄にバラつきがでたり方向が大きく変わってしまうことがままあります。ちゃんとプロットを立てておけばよかったと毎回反省しています。

動画制作でモロに影響を受けているのが化物語です。僕は新房昭之監督のシャフト作品の演出がすごく好きで、派手なカメラワークとか文字のエフェクトがなくても、色使いや文字の配置などの魅せ方で印象に残せる作品を目指して動画を作っています。

あと実写のMVだとスミス監督の作品がすごく好きです(フレデリックのオドループとかフジファブリック初期作品全般とか)。カメラがほとんど真正面からしか撮っていないのですが、魅せ方とか違和感の出し方でインパクトの残る作品になっていてすごいなと思います。まだまだ拙いですが、この方向でいい作品が作れるようになりたいと思います。

https://youtu.be/JhAhSzYzhS4

お話としては引っ込み思案な女の子が隣の席に転校してきたUMAが気になる、というものになっています。UMAのモデルはなんとなくビッグフットです。女の子のいろんな表情を描くのが楽しかったです。汗かいたり泣いたり鼻血を出したり、表情がコロコロ変わる余裕がない女の子キャラが好きでこの後の動画にでてくる子もだいたいそんなかんじ。


もっと投稿頻度をあげて、曲もイラストもいっぱい作れるようにがんばっていきたいです。
スナハラサハラでした。

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