「考えろ」
プロレス観に行って、淡路島に帰ってからすぐにスカパーのサムライTVを見る。
中谷優我選手の応援だ。
前回の試合は僕に響くものが無かった。
今回はどうなるのか。
入場。
またDJ OZMAの『疾風迅雷~命BOM-BA-YE~』で入場してきた。
何もわかっていない。
お父様の意見でしょうか。
自身でしょうか。
もうそこで他人の褌です。
自身の『ブランド』で勝負しようとしない。
猪木さんを想像させようとしてるんでしょうけど、藤田和之選手とは違うのだ。
試合。
ずっとハーフガードで上取って、ポジションキープ。
(あ、判定狙ってるんだな)と思ってしまった。
そのままの体制が続く。
一緒に見ていた妻がポツリと。
「可もなく不可もなくやね」
その通りです。
これ!といった突出したものがない。
2ランドなっても、タックル行ってから上のポジション。
そこからギロチン狙って試合終了。
喜び爆発させる中谷選手。
僕はガックリきたのです。
これじゃあ、ただのアマチュアです。
競技者です。
町の柔道大会と同じ。
勝てば良いってだけ。
勝利が欲しかったんでしょう。
気持ちはわかります。
でも、あそこで喜んじゃダメでしょう。
青木選手が去年のONEの試合でセコンドとして帯同させていた。
見て学ぶべきはいっぱいあったはずなのに。
何も学習されていないのか。
闘魂タオルもお父様の事考えたら、しょうがないかも知れません。
だがそれがイノキ・イズムとは違うのです。
それはファッションです。
カシン選手も藤田和之選手も鈴木秀樹選手も青木真也選手も、闘魂を全面に出しますか?
皆、自身のブランドで勝負したからこそ『アントニオ猪木』が見えてくるのです。
それが『連鎖』なのです。
僕も今は惰性で応援しています。
中谷優我選手が好きだからこそ。
だから胸張って応援したい。
このままじゃただの町の競技者で終わっちゃうから。
格闘技の中で『プロレス』魅せるって本当に難しくてね。
己の存在をも勝負に賭けなきゃいけないから。
負けらから価値が下がる。
勝ったから上がる。
そんなの感じたくも見たくもないんですよ。
それ以上の意味合いファイトが見たい。
今は『ファイト』じゃないですよ。
『スポーツ』でもない。
以下。
厳しい事書くようですが本当に思った事です。
まだまだ若いから理解もできないかも知れませんが、猪木さんはプロレスと格闘技分けて考えていなかったはずですから。
これからという気持ちもダメだなという気持ち。
二つ我にありです。
次戦も見るでしょうが会場で観ようと思わないでしょう。
これぞ!って部分見せないとです。
それは『強さ』だけじゃないのです。
わかんなかったらお終いです。
と、思ってたら青木選手がnote更新されていました。
どうぞ。
僕が見たいのは草野球じゃないんですよ。
お金払って観に来てるファンもいる。
そこを理解しないと。
昨日、勝って喜んでるのは身内と応援団だけでしょうから。
一般客にも届いていない。
次に期待!
と、いうよりも もう瀬戸際だと思わないとです。
僕が感じたいのは『強さ』と『闘い』です。
プロレスであろうと格闘技であろうとです。
もう『続行ッー!』でもない。
自身のブランド勝負だ。
じゃなきゃ、いつまでたっても自立はできないのだから。
何がやりたいのか。
『考えろ』
猪木さんが選手によく言われていた言葉を贈ります。
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