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【#30MM】EXMミッシングリンク②【考察】

はじめに


 エグザマクス(EXM)には型式番号が振られているが、量産されている著名な機体がすべてではない。開示されているデータには存在せず、欠番となっている機体が数多く存在する。"開発はされたものの量産されなかった機体"は、つまりEXMのミッシングリンクだが、これらの機体を公開情報から推測することはできないだろうか?
 ここでは、地球連合軍が鹵獲した機体の情報および各ミッションでのブリーフィング、デブリーフィングの情報を元にEXMのミッシングリンクを考察する。

系譜図

最終更新日 20230806

 バイロン軍のEXMについて、公開されている情報を元に系譜図を作成した。今回も他勢力やエグザビークル、別系統のEXMについては今回は省略している。
 面白いことに指揮官機であるシエルノヴァは型番上はポルタノヴァよりも若いナンバリングがされている。開発が同時期に行われていたとのことだが、地球連合軍よりも戦場での運用を想定した開発がされているようだ。ゲートを用いた電撃戦といい、敵惑星での展開と戦線の維持といい、バイロン軍は戦い慣れしている印象がある。

考察

 地球連合軍と比較してベースとなる機体が少ない。前述の通り惑星電撃戦を成功させ地上の一部を占領できていることからも、バイロン軍は地球連合軍よりもEXMを用いた戦争に精通しており、ポルタノヴァ、シエルノヴァおよび各種オプションアーマーで戦線を維持できていたのだろう。
 バイロン側の事情の詳細は不明だが、本星が複数の惑星を同時攻略可能な規模の軍事力を有していた場合ミッシングリンクは別惑星の攻略用に特化した機体かもしれない。ポルタノヴァが制空権を確保できることで、可変機が飛行ではなく地上走破性を重視しているのも面白い。

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