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お笑い芸人のアントニーさんのネタから見る日本社会
こんにちは!
筆者は最近日本のバラエティ番組で
アフリカ系アメリカ人のルーツを持つ
マテンロウのアントニーさんが
出演している動画をYouTubeで見ました。
その番組の内容としては、
お笑い芸人がテーマに沿った大喜利を次々と披露し、
審査員からの点数を稼ぐものだったのですが、
アントニーさんの出したネタが微妙で
審査員からの得点があまり良くなかった時に、
アントニーさんが
「うわあ、絶対におかしい…!」
と暗に人種差別をされていると主張し、
審査員や他の出演者達が
「いや差別とかじゃないから!笑」
「ただネタが面白くなかっただけでしょ!笑」と
否定するやり取りで会場の笑いを誘っていました。
でもこの種の笑いって、人種差別と隣り合わせな社会構造をしている国では、面白さとして受け取る人ばかりでもないのかもな〜と思いました。
というのも、人種差別が日常生活の中で身近でセンシティブな話題として注意されている国だったら、この種のネタはもちろん笑いとして受け取る層もいますが、一定数不快感を覚えたり、マイナスな意見を持ったりする層もいるのではないかと思うのです。
そう考えると、
人種差別が他国と比較して日常生活の中で身近な問題でない、人種が均質な社会(日本社会)の中にいる人々(日本人)にだけ笑いとして通じる笑いなのではないかと感じたのでした。
本日もご覧いただきありがとうございました!
(ちなみに本記事で言及した動画はこちらです↓)