カナダ留学中ソロリティの招待カードをもらったのを思い出した〜ソロリティの存在を知った日〜
留学中のある日、
寮の自分のドアに1枚の名刺のような
カードが挟まれていました。
団体名とInstagramのIDが書かれていました。
ただのサークルの勧誘かと思いました。
そこで、そのカードにあるInstagramのIDに
アクセスしてみました。
プロフィール欄には
sorority & fraternity
と書いてありました。
私は当時それを見聞きしたことがなく、
何なのかわかりませんでしたが、
ガタイの良い男子大学生達の集合写真が
投稿されていました。
何これ〜と思いながら他の投稿も見てみると、
女子学生達の写真もありました。
ネットで検索してみると、
ソロリティ・フラタニティの沿革や
活動内容や噂(?)が出てきました。
要は、選抜されたメンバーで構成される
社交クラブのようなものです。
メンバーになるには特殊な選考を受ける必要があり、自分が選考中であることを他者に知られてしまった者は入会できないそうです。
また、正式にメンバーになれても、組織の中にはたくさんの掟があり、破った場合退会させられるそうです。
さらに、メンバーになったことを他者に話すのは問題ないのですが、掟についてメンバー以外に話すのは禁止されていて、これを破った場合も退会させられるため、内情は隠されています。
海外にも家族経営みたいなシステムとか
大奥ばりに秘密主義な組織があるんだな〜と思いました。
これに関しては「面白そう」というより、
「厄介そう」という感じが強かったため、
その招待カードは見なかったことにしました。
時は流れてある日、
カナダで出会ったスイス人の交換留学生が
ソロリティのメンバーになったということを
本人の口から聞きました。
内情については守秘義務があるから言えないと言いつつも、
「こんなに掟がたくさんあるのよ!?あり得ないわ」
と言いながら、膨大な掟がまとめられた書類の分厚さだけ見せてくれました。
ちなみに彼女がソロリティに参加した理由は、
パーティーがしたかったからだそうです。
さてそんな彼女は、カナダ交換留学期間の途中にもかかわらず、母国のスイスに帰ってしまいました。
周りに聞いても理由はわかりませんでした。
あくまでも私の予測ですが、
入会当初から掟の多さに苦しんでいたので、
ソロリティでの活動も要因の一つな
気がしました。
自分にはまだまだ知らない世界があることを
実感した日でした。
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