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日本と異なるヨーロッパの学生のインターン事情

こんにちは!

今回は、日本と異なるヨーロッパの学生のインターン事情について書いてみたいと思います!

筆者が半年間のカナダ留学中に1番仲良くなった友達がフランスからの交換留学生だったのですが、
彼女はフランスに帰国後かれこれ2年くらい
様々なインターンをしています。

フランスの学生の全体像というのは
正確には把握できていないのですが、

その友達はグランゼコールと呼ばれる
フランスの名門大学群の中の商業系の
単科大学に通っています。

フランスでは単科大学も総合大学と同等に
プレゼンスやステータスが認められています。

なぜなら、大学のレベルによって選べる仕事の幅が決まる日本とは異なり、大学での専攻が職業に直結する傾向にあるからです。

私の友達の場合は、商業、つまりビジネスを専門とする大学に通うため、企業におけるインターンが卒業要件に含まれています。

つまり、2セメスターほどのインターンが
単位に変換されるそうなのです。

そういう訳で私の友達は半年のインターンを2回ぐらい、計1年していました。

しかし、マーケティング系の仕事が自分に合っているかがわからないという悩みから、さらに1年休学して半年のインターン2つに申し込んでいました。

こうして、2年間ほど様々なインターンを
経験しているということでした。

さらに、このヨーロッパにおけるインターンというのは、パフォーマンスが良ければ採用に直結するため、気を抜くことが出来ません。

さて、日本の大学生の間では
「働き出してからが大変だから、今のうちに遊んでおけ!」という価値観が浸透している気がします。

そのため、ヨーロッパの友達の話を聞いていると、
日本人の私は実写版アリとキリギリスの世界にいる
気持ちになります。

早いうちから専門性を極められる
ヨーロッパのシステムにも良さがある一方で、
大学進学後も多様な職業選択の余地が残されている
日本の良さもあるよな〜と思いました。

本日もご覧頂きありがとうございました!



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