「自分探し」という言葉に懐疑的だった私が留学を経てその意味を理解した話
「自分探しの旅に出ます」
今までそんな言葉を耳にしたことのある方は多いのではないでしょうか?
私は留学するまで「自分探し」という言葉に懐疑的でした。
なぜなら、自分という1番身近なものは探すものではなく、そこにあるものだと思っていたからです。
「探すって何?自分はここに在るものでしょ?
それに『自分探しの旅』って?日常ですら見つからなかったその『本当の自分』が、遠く離れた場所で見つかるの?」
と、疑問に思っていました。
しかし、留学を経験して、その言葉の意味がわかりました。
それは、
自分探し=自分の一貫性探し
であるということです。
つまり、環境が変わってもなお変わらない自分の性格を知ることです。
例えば私の場合、
留学中に他の国の友達と旅行した際、グループ内の誰かが孤立していないかを注意して見ていました。
そして、もし孤立している子がいたら、そばに行ったり、話しかけたりしていました。なぜなら、他の人達が楽しんでいる中、1人でも楽しめていない人がいるのはフェアじゃないと思うからです。
この性質は日本にいた時から変わりません。
集団にいて楽しんでいても、全体を見て、誰かが孤立していないか、居心地悪そうにしていないかを確認してしまいます。
全員が公平に楽しめているかどうかが気になってしまう。
これが私です。
もっと日常的で、些細な例もあります。
海外は日本と違って日常的にメイクをする文化がないため、外出時にわざわざメイクをする必要はありません。
それでもなお私は日本にいる時のように日常的にメイクをしていました。
そこから、メイクをしなくてはいけないからしているのではなくて、メイク自体が好きであることに気付きました。
このように、
自分探し=自分の一貫性探し
であることに気が付いたのでした。
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