カナダのスタバで多重人格みたいになった話
カナダのスターバックスでは注文後に店員さんから必ず名前を聞かれ、カップに名前を書いてもらえるのですが、どんなにはっきり「ユイ」と言ってもまず正しく聞き取ってもらえません。
1番最初にオーダーした時、「ユイ」とはっきり伝えたのにスペルを聞かれて驚きました。
そこで、Yuiのように、英語にほとんどない並びの母音が2個以上続く和名は、英語話者にとって聞き取りづらいのではないかと考えました。
そこから、お店側を煩わせないように1度目で正しく伝わる、なおかつ和名である、言葉探しの長い旅が始まりました。
まず、母音が続かないように「ユリ(yuli)」と伝えてみたのですが、Luliと書かれました。
じゃあ「ルリ」なら聞き取れるのかと思い、次は「Luli」と名乗ったのですが…↓(写真)
Marieにされました笑
その後、日本人の有名人なら1発で通じるのではないかと考えました。
例えば、ユヅルです。羽生結弦さんのおかげで通じるのではないかと期待して何度か試したのですが、これもスペルを聞かれました。
大坂なおみさんにちなんで「ナオミ」と言ったことも2回あります。1回目は通じて、2回目はスペルを聞かれました。日本人に限らずナオミという名前の人はいるみたいなので、他の和名より比較的聞き取りやすいのかもしれません。
このように、多重人格と疑われそうなレベルで名乗る名前をコロコロ変えていました。
もうこのくらいになってくると自分の名前でないスペルを説明するぐらいなら自分の名前のスペルを伝えたいと思うようになりました。
そのため、結局毎回自分の名前のスペルを伝えるというところに落ち着いたのでした。
ただ、日本に帰ってきてからもお店で下の名前を聞かれた時に「ユイです、ワイユーアイ」と言ってしまった時は結構恥ずかしかったです。
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