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インスタに依存せずに、強いファネルを作るには
こんにちは、金本です!
今回の記事では、「Instagramに依存せずCV(コンバージョン)を最大化するオンライン動線作り」について、僕の実体験や具体例を交えながらお話ししていきます。海外向けに商品やサービスを展開したい方、あるいは日本国内でもSNSをフックにビジネスを伸ばしていきたい方にとって、有益な情報になると思います。
はじめに:Instagramだけで完結させない理由
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僕自身、ここ1年半ほどInstagram運用に力を入れてきました。結果としてフォロワー数は現在12万人を超え、世界中の方々(インドネシア、アメリカ、ブラジル、フランスなど)に日本語や日本文化を届けています。
しかし、いざ「売上を立てよう」「サービスの成約率を上げよう」と考えたとき、Instagram単体だけで完結させるのは想像以上に難しいと痛感しました。特に海外市場は国籍や言語、宗教や文化背景などが多岐にわたります。単純に「ストーリーにプロモーション投稿を流す→LP(商品ページ)へ誘導」というだけでは、思うようにCVが伸びないんですよね。
そこで重要になるのが、SNSを“フック”として活用しつつも、依存しない導線(オンライン動線)を構築することなんです。
なぜ一段かませる“ページ”が必要なのか?
1. インスタフォロワーの「興味」をじっくり育む
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僕の場合、海外向けに日本語学習クイズを提供するページを一枚用意して、まずはそこにユーザーを誘導するようにしています。
「日本語クイズを解こう!」というストーリーを投稿
そのストーリーからクイズサイトへリンク
この流れだと、フォロワーは自然な興味関心を維持したままクイズページへ移動します。いきなり商品やサービスの販売ページに飛ばしてしまうと、価格やスペック情報で一気に“購買モード”のハードルが上がり、離脱されることが多いんですよね。
2. データ計測の粒度を高める
クイズサイトや中間ページを噛ませることで、
「どの国のユーザーが、何時ごろ、どのリンク経由で来ているのか」
「そのページで何秒滞在して、どのボタンをクリックしたか」
など、分析の粒度が格段に上がります。
このデータをもとにPDCAを回せば、「適切な時間帯に」「適切な内容」で「適切なフォロワー層」へアプローチできるようになるわけです。
3. サイトの評価(SEO含む)を下げない
Instagramから直接LP(販売ページ)へ飛ばした場合、興味が薄いユーザーまで一緒くたに誘導されてしまう可能性があります。すると、
LPの滞在時間が短くなる
サイトの離脱率が跳ね上がる
結果的にSEO評価を落とす
という悪循環に陥ることも。「興味をもった人だけが次のステップに進む」という導線設計をすることで、サイト全体の評価を下げずに済みます。
具体的なステップ
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Instagramのストーリー
「日本語クイズを解こう!」など、フォロワーが楽しめる要素を設置。
反応率(閲覧数やタップ数)を毎日チェック。
中間ページ(クイズサイトなど)
クイズや無料コンテンツを用意。
国別・時間別のアクセスデータを記録。
どのくらいの滞在時間があるかを計測し、クイズデザインや出題形式を調整。
本命のサービス・商品ページへ誘導
中間ページで十分に興味を引いた上で、実際の学習コンテンツやコンサル、デジタル教材の販売ページなどへ遷移させる。
購入率を継続的に追跡し、改善策を考える。
まとめ:SNS依存から脱却して、安定的にCVを高めよう
Instagramは拡散力やターゲティング、スピード感という大きな強みを持っています。しかし、その一方で細かい分析がしづらく、いきなり商品ページに飛ばしただけではCVには繋がりにくいのも事実。
だからこそ、「興味関心→(中間ページで育成)→本命ページ」という流れを作り、SNSからのトラフィックを最大限に活かすオンライン動線作りが重要なんです。これによってデータの精度が上がり、顧客との信頼関係も深まり、結果的にCVを高めることができます。
行動しよう!
まずは1枚、中間ページを作ってみる
クイズや簡単な無料コンテンツ、読者アンケートなど、フォロワーが「ちょっとやってみようかな」と思える内容を用意してみましょう。SNSからの誘導データを細かく記録する
アクセス数、滞在時間、クリック率、国別アクセスなど、取れるデータはすべて記録してみてください。あとから驚くほど改善のヒントが出てきます。PDCAを地道に回す
中間ページの改善→ストーリーの誘導方法改善→本命ページのクリエイティブ調整といった具合に、コツコツ繰り返すのが成功の近道です。
Instagramに限らず、SNSはあくまでビジネスへの“フック”にすぎません。データをもとに効果的に導線を設計すれば、世界中のフォロワーにアプローチしながら売上を伸ばすことが可能になります。ぜひ行動してみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ではまたお会いしましょう!