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インバウンドツアーの今後が可能性で満ち溢れていることについて

インバウンドツアーの未来は可能性であふれている

こんにちは、金本です!

今回のテーマは「インバウンドツアーの今後とその可能性」についてです。

この記事では、日本の文化や観光資源をどのように海外に届け、インバウンド市場で最大の成果を上げるかについて、最近実際に経験したことや、人と話したことをもとにしてお話しします。


日本が持つ無限の可能性

日本ほど観光資源が多い国は珍しい

本当に、これは日本人全員に気づいて欲しいのですが日本はアニメや伝統文化、武芸など、世界的に魅力あるコンテンツの宝庫です。

僕自身もSNSで12万人以上のフォロワーを抱え、そのうち10万人以上が海外の方々です。毎週、海外の方と通話を通じて交流を深めていますが、彼らの多くが日本に対して強い興味と愛情を持っていることを実感しています。

そういう熱い視線を毎日感じている中で、ようやく僕も日本に目を向けるようになりました。

しかし、こうした素晴らしい資源を活かしきれているかというと、現状は必ずしもそうではありません。むしろ、現状のマーケティングではその魅力を十分に伝えきれていないと感じます。


日本の観光業界の課題


それぞれが点在

現在の観光業界における最大の課題は、「サービス提供者」と「集客担当者」の分断です。

1. サービス提供者の孤立

職人や文化的知識を持つ専門家たちは、自分たちの技術や知識を深めることに集中しています。しかし、これらを市場に届ける手段に関してはあまりフォーカスされていません。

2. 旅行業者のパッケージ化

一方で、旅行をとり扱う事業者は観光パッケージを作ることに長けていて、資格も持っているためしっかりとしたオペレーションができますが、専門知識を持つ職人や文化的リーダーと十分な連携が取れていません。

この2つの大きな要素が分断されているため、日本の魅力を深いレベルで海外の観光客に届けることが難しくなっています。


解決策:ハブとなる存在の必要性


それぞれを繋げる

だからこそ、ここで両者をつなぐ「ハブ」の役割を担う存在が必要なのだと考えられますね。このハブは、以下のような役割を果たします:

  • 専門家と観光業者を結ぶ 伝統文化や芸能を持つ専門家と、旅行代理店や観光業者をつなげることで、ユニークで価値ある体験を提供できます。

  • マーケティングの支援 ウェブサイトやSNSを活用し、OTA(オンライン旅行代理店)を通じて、海外市場にリーチする施策を提供します。

nihon-connectでは、こうしたハブの役割を果たすべく、SNSとウェブサイトを組み合わせたマーケティングや、伝統芸能に従事する方々との繋がりの創出を行っています。


「点」を「線」で結ぶことで可能性を広げる

現状の分断された構造を改善し、「点」を「線」で結ぶことで、以下のような効果が期待できます:

  1. 全員が潤う仕組みの構築 既存のリソースを活用し、それぞれの強みを組み合わせることで、すべての関係者が利益を得られる仕組みを作ります。

  2. 日本のブランド価値の最大化 バラバラだった知識や技術を結集させることで、日本のブランドをより強固なものにし、海外市場での存在感を高めます。


まとめ:インバウンドツアーの未来を創る

日本の観光資源を最大限に活かすためには、「サービス提供者」と「集客担当者」をつなぐハブが不可欠です。このハブを通じて、日本独自の体験を提供し、海外の観光客に深い感動を与えることができます。

それでこそ、「また日本に行きたい」「日本の文化を自国にも広めていきたい」という深いファンの方を生み出すことができます。

何よりも重要なのは、個々が自分の技術や知識を深めるだけでなく、それをつなげる仕組みを作ることです。それによって、日本人が連携し、日本の魅力を海外に広めていく世の中を創り上げられるでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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