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【インバウンド集客】海外の人を呼び込むためになぜOTAが重要なのか

こんにちは!金本です。

今回は訪日外国人を自分のお店や体験アクティビティに呼び込みたいと考えている人に向けて、「海外向けOTA(Online Travel Agency)」を使って、海外からのお客さまを集客する方法についてお話しします。そもそも、なぜわざわざOTAを使うのか? その理由も含めて、できるだけ分かりやすくまとめました。


1. OTAとは?

OTAとは「オンライン旅行代理店」のことです。たとえば、日本向けだと「じゃらん」や「楽天トラベル」が有名ですよね。海外にも同じようなサイトがあり、「Viator」「GetYourGuide」「Klook」などは世界中の旅行者がよく使っています。

海外の方が「日本旅行 体験」といったキーワードで検索をすると、これらのサイト(OTA)が上位に出てくることが多いです。そこに掲載できれば、多くの海外旅行者に見つけてもらいやすくなります。


2. なぜOTAを使うのか?

1) 強い集客力がある

海外OTAは、検索エンジンで上位に表示されるうえ、広告やSNSなども活発に行っています。自分で海外向けのホームページやSNS運用をゼロから始めるより、はるかに早く見つけてもらえる可能性が高いですね。

2) 手軽に始められる

自前で英語サイトを作ったり、英語のSNSアカウントを一から伸ばすのは大変ですが、OTAへの出品なら必要事項を登録するだけでスタートできます。初期投資が少なく、大掛かりなマーケティング予算も必要ありません。

そもそもSEOが強いまとめサイトに掲載し小さく始めて反応を見る。そこでいい反応が得られたらスケールアウトしていく。というのが最初の動きとしてはいいのではないかと思います。

3) 海外対応の決済や予約システムを使える

海外のお客さまとやり取りするとなると、

  • 多言語サポート

  • 通貨やクレジットカードの種類

  • キャンセルポリシー など、さまざまな課題があります。OTAに出品すると、これらをまとめてサポートしてくれるので、手間がぐっと減ります。


3. 実際、どんな体験が売れている?

たとえば「Viator」で「Tokyo」を検索すると、こんなアクティビティが人気です。

共通しているのは「日本でしかできない体験」であること。そしてページには、その体験の魅力や写真、レビューがたくさん並んでいます。


4. ニッチでも勝つためのポイント

もちろん大手のツアー会社のように、王道スポットを網羅した商品を作ると競争が激しくなります。そこで次のような工夫を考えてみましょう。

  1. 場所やテーマを絞る

    • 大都市から少し外れたエリア、現地でしか味わえない食文化など、興味をそそる内容を作る。

  2. 写真や説明を充実させる

    • 海外の人がパッと見て「どんな体験ができるのか」イメージしやすいように工夫する。

  3. レビューを増やす

    • 実際に利用してくれた人にお願いし、評価や感想を書いてもらう。口コミが増えると信頼度が高まり、検索でも上位に出やすくなります。


5. まとめ

  • OTAを使う理由は「海外のお客さまに素早く見つけてもらえる」「多言語や決済も含めて手間を大幅に減らせる」からです。

  • どんな体験を作るか?は工夫しだい。大手と競合しない場所やテーマを見つけ、魅力的な写真や説明を整えれば、ニッチな分野でも十分勝負できます。

  • レビューや評価がカギ。利用者にその場でレビューを書いてもらえるよう声掛けをすると、予約数が増えやすくなります。

「海外OTAで海外集客を始めてみたい」と思ったら、まずはViatorやGetYourGuideなどを覗いて、トップセラーがどんな体験を提供しているかを見てみるとイメージがつかみやすいですよ。

今後も実際に掲載してみたデータや、他の事例からわかったことを共有していきます。ぜひ参考にしてみてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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