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文通相手の募集はインスタグラムだけじゃない

国内もしくは海外の方と文通したい時に一番重要なのが「探し方」だと思います。私はもっぱらインスタグラムユーザーなのでほとんどの方とインスタグラムでお友達になりました。インスタグラムでもよく見かけますが、国内ですと「文通村」が最大手のように思えます。やはりある程度匿名性を守れるシステムが日本では人気のようですね。私が断捨離するときに使っているメルカリでも匿名配送の商品の方が人気なような気もします。

現在はインスタグラムも含めてFacebookなどのSNSが増え、どれか1つには登録している方が多いと思います。その中で私がインスタグラムでどのようにして海外の文通相手を見つけたか紹介したいと思います。

「ハッシュタグ」を活用するべし

インスタグラムでは写真を投稿したときに使える機能「ハッシュタグ」というものがあります。日本語のハッシュタグにも対応しているので自分の興味のあるものをハッシュタグである程度検索することができます。「#カフェ巡り」や「#ネコスタグラム」など「カフェ」や「ネコ」と単語を入れるだけで検索欄に出てきます。

「文通」と検索欄に入れるだけでかなりのハッシュタグが表示されますが、ここで重要になるのが「#文通相手募集中」や「#文通友達募集中」のハッシュタグです。お手紙の投稿がほとんどになりますが、中には自分の簡単なプロフィールを書いたものを投稿している方もいます。なのでそのような方にメッセージを送ってみることから始めてみましょう!

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国内の文通ですと、声を掛けたほうから「先送り」と呼ばれる一番最初のお手紙を送ることが暗黙の了解になっています。ですが、自分は初心者でどうすればいいのかわからない、ということを伝えてみても良いと私は思います。誰にも初めてはありますので、参考になるものが欲しい、と感じる方が多いかと思います。最終的にはある程度メッセージでやり取りをして、相手の方と決めるのが一番ベターです。

英語のハッシュタグも活用しよう

インスタグラムには日本語ユーザーさんだけではなく英語やその他の言語ユーザーの方が使う大変大きなSNSプラットフォームとなっています。その中でもちろん英語のハッシュタグもあります。

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私が海外文通を始めて相手を探している時に使っていたハッシュタグは検索結果一覧の上から2番目の「#penpalswanted」というハッシュタグです。

これはペンパルを探している、という意味のハッシュタグで大抵のアクティブなユーザーの投稿や人気の投稿が並ぶので探しやすいと思います。英語をメインをしていない人もたくさんいるので、英語力は特に必要ないと思います。ある程度、英語での自己紹介での文章を決めてしまえばコピーアンドペーストで貼り付けてメッセージを送信することもできますのでメッセージを送る際に一から文章を書く必要なないと思います。もちろん相手からのメッセージが返ってくるので、それにお返事はしなくてはなりませんが、自己紹介文に英語が得意ではないからメッセージの返信に時間がかかります、と一言添えても失礼にはあたらないと思います。

文通したい相手にメッセージを送るのが主流ですが、もう一つ最近よく見るようになったのはプロフィール欄にグーグルフォームのリンクが貼られてあるタイプの募集です。リンクをタップすると名前や住所、趣味やなぜその私と文通したいのか、など質問事項は人それぞれですが、アンケートフォームを活用した募集方法を使っている方もいます。必ず全員に対応しているわけではないことがあるので、フォームに答えたら必ず文通してくれるわけではありませんが、そのような方法も始めやすいと思います。

海外とのやり取りの中では「先送り」を声を掛けた方から送る暗黙の了解はありません。むしろメッセージのやり取りの中でどちらから送るか?というやり取りがあります。そこでこちらから書くか相手から書いてほしい、と言うこともできますし、相手から私から書きます、や先にそちらから送ってほしい、となることもあります。

いきなり文通はちょっと…

海外の方と文通したいけれど、まず先に肩慣らしがしたい…。という方のために私が使用したことのある「postcrossing」も紹介したいと思います。

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こちらは手紙を送るのではなく、ポストカードをランダムに選ばれた相手に送る、送られてくるシステムになります。多くがいわゆる「交換便」という形になります。もちろんそこで文通や直接のやり取りを希望している方もいます。

ポストカードには宛名を書きますが、それだけではなく、ちょっとしたメッセージを書いて送ります。自分の名前や年齢、好きなものや最近行った場所、など日々あったことを書くので手紙というよりは1回限りの交換日記という感じです。文通と違って相手とまたやり取りする必要もないので自分の英語力に不安がある方はここから始めてみるのも楽しいと思います。

どれだけ時間がかかっても良い

ポストカードでもお手紙のやり取りでもどちらも通常郵便ですので、書くのにどれだけ時間がかかっても構いません。相手から催促されないので、自分の好きな時間に好きなペースで書くことができます。辞書や翻訳を活用して下書きを何度書いても相手にはわかりません。

文通のことを英語では別名「snail mail」(スネイルメール)とも呼びます。これはかたつむりのように遅い手紙のペースを指します。航空便(エアエール)で全て船便でのやり取りが主流だったころと比べると早くなりましたが、それでも遅いときは遅いです。行方不明になることも(そこまで多くはないですが)、あります。特に今のご時世ですと、投函してもすぐに飛行機に搭載できなくて相手に届くまで1カ月はかかることはザラです。

それでも手紙が郵便受けに入っていると嬉しい、という気持ちがなんとも病みつきになるのです。日記のような内容であったり、日本の文化や習慣の質問だったりそれぞれですが、のんびりとしたやり取りは心を落ち着かせてくれます。海外とやり取りをする中でレターセットを使うことは私はありませんが、コラージュをしていてもデザインなどどんなシールやマスキングテープを使おう、と選ぶ楽しさはあります。また封筒を一から自作したり、ちょっとしたフォルダーを作ったりと手紙を作る以外の楽しみもあります。

他にも文通相手を探す媒体はあると思うのですが、私が使用したことのあるインスタグラムとポストクロッシングを紹介してみました。
巣ごもり需要が高い今、お家タイムをクリエイティブに過ごしてみてはいかがでしょうか?

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