エバーにしたくてもできないワケ
R.Mさん、あれから2日ですが、
もう売上で始めました!
こう報告してくださったのは、
私が現在アドバイス、サポートをさせていただいている稼ぐ系情報発信者のクライアント様です。
(彼との契約上、アカウント公開は控えさせていただきます)
彼は2年もの間、手動ローンチだけに頼って
売上を作ってきました。
手動でローンチが終了した後に
エバーグリーンに移行しようとしても
なかなか上手くいかなかったためです。
それも、1回や2回ではなく、
10回、20回とトライしても
全く売れるようにならない。
いわゆる『自動化』ができずに
非常に困っていたワケですね。
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①商品を制作する
②商品をプロダクトローンチで販売
③エバーに組み込んで自動化
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このような流れでエバーグリーン化を目指したものの、何度やっても上手くいかず。
最終的には手動ローンチでも売上が伸びなくなってきたので、私のところに相談に来てくれたという運びでした。
先日、その初回のセッションを終了し、
彼にはエバーグリーン構築のポイントと手法をお伝えしましたが、2日後の2023/7/3には「売上が出始めた!」とご報告をいただきました。
この問題で困っている方、
相当多いと思いますよ
彼にそう教えてもらいましたので、
今回はnoteにまとめていこうと思います。
そんなに複雑な話でもありません。
ただ『メッセージを伝える順序』に問題があるから、エバーグリーンで売れないというだけなのです。
ただし、考えられる問題点はこれ以外にも数個ありますので、そちらも合わせて解説していきます。
また、本noteは”無料”で読めるようにしてしまうと、広く出回り過ぎてしまうかもしれないなぁなんて思うので、
安いとはいえ”有料”にてリリースいたします。
では、早速本編です。
エバーグリーンの前提条件
エバーグリーンは永遠ではない。
エバーグリーン化とは”永久化“ではありません。
ずーっと放置して続くものではありませんので、
ある程度、定期的なメンテナンスを前提としてください。
ずっと放置して売れることもありますが、
それは非常にレアなケースです。
基本的に数ヶ月に1回は手入れする必要があり、
その手入れの仕方が正しかったかどうかも
その後の経過で確認する必要があります。
セールスのみのエバーは不可能
メルマガや公式LINE(Lstep)などに、
手動でセールスした商品を追加することで、
自動的にセールスが流れるようにしたものを
情報発信の界隈ではよく見かけます。
ですがこれは実際には”成立しない仕組み”です。
セールスというのは”集客”された見込み客のみが
辿り着ける『希少性の高いスポット』です。
集客が自動で行われていない以上、
セールスを自動化しても無駄なのです。
手動で集客を行っていたとしても、
毎月の流入人数には当然ムラがあるはずですし、
母数が少なければ一切成約しないことも
確率論上では十分にあり得てしまいます。
この状況ではエバーグリーンとは言いません。
毎月一定額以上売り上げる見込みを立ててこそ、
エバーグリーンと呼べる仕組みなのです。
ビジョンとカテゴリー
上記の質問に即答できる状態になることが、まずエバーグリーンを成立させる上で必須条件となります。
よりわかりやすく分解してみましょう。
現在あなたが参入しているカテゴリーはどこですか?
という質問は
『あなたはどんなターゲットのどんなニーズを満たすんですか?』
という質問と異口同音になります。
『ターゲット』『ニーズ』と
それに対応する『セールスポイント』
この3つがまず絞れていないと、
エバーグリーンどころか手動でも売れません。
そして次の質問ですが、
なぜそのカテゴリーに参入していますか?
こちらに関しては、
『あなたがそのニーズを満たすべき理由は?』
『そのニーズを満たしたいと感じている理由は?』
という内容になります。
言い方を変えれば”ビジョン”や”哲学”です。
あなたがその市場でどんな人間の役に立ちたいのか。どんな人間を作り出したいのか?ということですね。
例えば、
私がこのカテゴリーに参入しているのは
「経営者になりたいのにプロモーターにビジネスを教わってしまう」
などのミスマッチを少しで良いので減らしたいからです。
プロモーターはプロモーションの専門家です。
残念ながら経営者とは全く毛色が違う職業で、
ビジネス戦略ではなく”売り方”の専門家です。
経営者が”攻守のバランスを取る”仕事とすれば、
プロモーターは”いかに攻撃力を上げるか?”を考える仕事なのです。
こういったミスマッチがあると、
実は経営者になるまでの速度は大きく遅れます。
私が最初にビジネスを教わったのは、
本当に生粋のマーケター、ライターの方でした。
その後経営者の方に教わり、
ようやくここまできました。
幼馴染の経営者めがけて突進したO君は、
20の頃にはすでに立派な経営者で、
攻守のバランスを取ってました。
その頃の私はプロモーターでした。
マーケティング力と行動力と思考力で
何とか売り上げを伸ばしていこう!
みたいな感じですね。
会社作って人雇って、
自分が働かなくても良い状況を作ろう!
みたいな感じでは全くありませんでした。
(昔から私はこっちがやりたかった)
これと同じ状況っていまだに遍在しています。
そこら中に広がっていて、しかも気がついている人が少ない。
なので”コンサルタント”というとっつきやすく、
経営にもつながる知識を得られる存在として発信することで、あなたと僕とのミスマッチ確率を減らそう!というわけです。
実際、私から学びたいのであれば、
コンサルティングという形で育てますし
総合的に事業についてサポートします。
そうすることで
「コンサルタントのコンサルタント」だったり、
「経営者の育ての親」という
ポジションが取れます。
だからこの領域に参入しているわけですね。
あなたにはこういう”思想”が存在するでしょうか?
「これはもはやスピとかマインド論だろw」
と思われるかもしれませんが、
ビジョンとはいわばあなたの”進行方向”です。
経営者としての私はぶっちゃけTwitterなんてやってても意味はありません。
時間を食う割に儲かりませんから。
ですが「少しでも役に立てたらいいなぁ」と思うので、マイペースですが発信をしているわけです。
このようなビジョンがあるからこそ、私の会社で起こった出来事などをテキトーにツイートして
『この人は本当に何の人かわからない』
という状態になったりはしません。
軸があるからです。
その軸が進行方向でありビジョンなのです。
そして最後の質問。
そのカテゴリーでどんなポジションを取りたいですか?
これもビジョンとほぼ同義ですが、
あなたが持っている哲学(ビジョン)を実現するにあたり、そのカテゴリー内でどのようなポジションを取ればいいのか?
ということです。例えば私は
『見る人が見れば本当に参考になる人』という
ポジションを狙った動きをしています。
だから鍵垢ですし、
だからプロフでも多くは語りません。
情弱が寄ってきて
「稼がせてください!!!!!!!」
とか非常にめんどくさいですから。
積極的な発信も売名もしませんが、
見つけてくれた方にとって最高のベンチマークになれる。
そんなアカウントを目指しています。
少数の方が参考にして、飛躍してもらえたら
私としてはカテゴリー参入の理由と合致していますからね。
さて、これら4つの要素を
エバーグリーン構築前に決めること。
これが大前提となります。
ここからはエバーグリーン構築に関する
具体的な方法を解説していきます。
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